樋口可南子に関連する作品一覧
CASSHERN
50年続いた大戦に勝利した大亜細亜聯邦共和國。ところが、その繁栄の裏側では様々な病気が人類を脅かしていた。そんな中、重い病に苦しむ妻・ミドリの為に、人間のあらゆる部位を自在に造り出す“新造細胞”理論を提唱していた東博士は、軍部の援助により本格的に研究を開始するが、実験場から新生命体“新造人間”が誕生。大多数は軍によって始末されるも、生き延びたブライキング・ボスら数名の新造人間たちは、生きる為に容易に戦いの道を選んでしまう人類の世界を破壊しようと、攻撃を仕掛けて来た。再びの戦火。それを収めるべく立ち上がったのは、先の大戦で戦死し、新造細胞によって蘇生した東博士の息子・鉄也だった。
アキレスと亀
絵を描くのが大好きな少年・真知寿(吉岡澪皇)は、自宅を訪れた画家に自分が描いた絵をほめられて、赤いベレー帽をもらう。真知寿は、その日から画家になることを夢見て毎日のように絵を描くようになる。そんなある日、父親(中尾彬)の会社が突然倒産して両親が立て続けに自殺を図ってしまい、真知寿の人生は暗転する。
戒厳令の夜
座頭市
牢を出たばかりの座頭市は、漁師・儀肋の家にやっかいになった。その小さな漁村では五右衛門一家が賭場を開き、市もつきに任せて遊んでいた。跡目を継いだばかりの若き五右衛門は宿場一体を仕切るために八州取締役に取り入ろうとしていた。大勝ちした市を撫然とした五右衛門一家が取り囲むが、女親分のおはんが取りなした。帰り道で市は刺客に襲われるが、得意な居合い斬りで片づけた。市は旅先で絵を描く浪人と知り合い、色を教えてもらった。その間も五右衛門一家の刺客が襲いかかるが、市の居合い斬りの前には歯が立たない。八州取締役は赤兵衛に五右衛門と対抗するために銃を買うことを勧めた。しかし、赤兵衛は五右衛門と八州が通じていることを知っており、市を用心棒に顧った。一方五右衛門は浪人を新しい用心棒に顧っていた。赤兵衛の宿場で八州は薄幸の少女おうめを手込めにしようとするが、市に斬られた。浪人は湯治場で一度市を見逃すが、五右衛門一家はついに赤兵衛一家を襲う。壮絶な斬り合いの末、赤兵衛は五右衛門の前に倒れた。その時坂の上から早桶が転ってきて、中から現われたのは八州の首を持った市だった。そして市は数十人の五右衛門一家の子分を絶滅させ、最後に五右衛門と浪人も倒すのだった。
沙羅双樹
奈良の旧市街地で代々墨職人を受け継いできた麻生家は旧家に暮らす4人家族。ある熱い夏の日、麻生家の双子の兄弟、圭と俊は路地裏を駆け回り遊んでいた。ところがその最中、圭は突然姿を消してしまう。必死の捜索も虚しく圭が見つかることはなかった。5年後、17歳になった俊は美術部に在籍する高校生。幼なじみの夕とは互いに淡い気持ちを共有していた。夏場は作業のない墨職人の父は“バサラ祭”の準備に忙しく、母のお腹には新たな命が宿っていた。そして俊は、忘れることの出来ない兄・圭への想いをキャンバスに描き続けていた。
阿修羅城の瞳
時は文化文政。一見平和な江戸の町では、尼僧を装う鬼女・美惨が、この世に鬼の王=阿修羅を復活させんと暗躍していた。一方、鬼退治をつかさどる“鬼御門”の一員として凄腕を振るっていた剣士・出門は、ある事件がもとで剣を捨て、四世鶴屋南北の一座で看板役者となっていた。そんなある時、彼は江戸を騒がす盗賊“闇つばき”と出会う。運命的に惹かれ合う2人だったが、つばきは阿修羅の復活に関わる宿命を背負っていた。
北斎漫画
貧しい農家に生まれた後の葛飾北斎こと鉄蔵は幼いときに幕府御用達の鏡磨師、中島伊勢の養子となり、絵師の弟子として修業を積むも、不行跡で何人もの師から破門を言い渡され、現在は佐七(後の曲亭馬琴)の家に娘のお栄とともに居候中の身。だが定職にも就かず、毎日ぶらぶらしている彼ら父娘に佐七の女房・お百は不満を抱いていた。そんなある日、鉄蔵は不思議な魔性を持つ若い美女、お直と出会い、興味をそそられるのだが…。
阿弥陀堂だより
東京に住む上田孝夫と美智子の夫婦。孝夫は売れない小説家、美智子は大学病院の有能な医師だった。ある日、美智子は流産をきっかけにパニック障害という心の病にかかってしまう。都会の生活にも仕事にも疲れきっていた2人は、孝夫の故郷である信州へ移住することを決心した。2人は移り住んだある村で、村の死者がまつられた阿弥陀堂で暮らしているおうめ婆さんを始め、様々な人々と出会った。喋ることが出来ない難病を抱える少女・小百合は、おうめが日々思ったことを書きとめ、村の広報誌に“阿弥陀堂だより”として連載していた。
浪人街
江戸末期の下町を舞台に、そこの裏界隈を生きるアナーキーな浪人たちの人間模様を描いたチャンバラ時代劇。江戸の下町。食い詰め浪人が集うところ。この街で夜鷹が次々と斬られていく事件が発生する。犯人は遊び半分に凶行におよぶ旗本一党だった。
陽炎
昭和3年、熊本の花街・ニ本木。男と女の欲望が渦巻く料亭・八雲に女胴師がやって来た。かつて八雲の娘であった城島りんは、そこでかつての父の仇、常次郎を見て復讐の炎を再び燃え上らせる。
明日の記憶
『トリック 劇場版』の堤幸彦監督が、山本周五郎賞を受賞した荻原浩の同名小説を渡辺謙、樋口可南子共演で映画化したドラマ。若年性アルツハイマー病に突如襲われた50歳の働き盛りのサラリーマンと、そんな夫を懸命に支えようとする妻との絆を綴る。 広告代理店に勤める49歳の佐伯雅行。仕事も充実し、一人娘の結婚も控え、公私ともに忙しくも幸せな日々を送っていた。ところが最近になって急に物忘れが激しくなり、不安になって病院を訪れた佐伯は、そこで衝撃の事実を告げられる。医者が下した診断は“若年性アルツハイマー”というものだった。やり場のない怒りと不安に苛まれる佐伯。だが、そんな夫を妻の枝実子は静かに受け止め、2人で一緒に病と闘い続けようと覚悟を決めるのだった…。
女殺油地獄
オリヲン座からの招待状
直木賞作家・浅田の同名短編小説を、NHKのディレクター時代に唐十郎脚本のドラマ演出を数多く手掛けた三枝健起監督が映画化。京都にある小さな映画館を舞台にした物語は平成の現在から昭和の過去へと戻り、宮沢が演じる映画館館主の妻トヨと、加瀬が演じる映写係の留吉を中心に、日本映画全盛時の風景が名作映画の数々とともに描かれ、三枝版「ニュー・シネマ・パラダイス」の趣。ところどころにオマージュをも感じさせる名作映画の中でも、阪東妻三郎の主演作が巧みに使われ、終盤の原田芳雄のせりふが胸に迫る。
平成の現在。良枝と、別居中の夫・祐次のもとに、2人の思い出の場所でもある京都の古い映画館“オリヲン座”から、閉館の知らせと最終上映に招待する入場券が届く。昭和32年。松蔵とトヨの夫婦が経営するオリヲン座は大いににぎわいを見せていた。そこに故郷の大津から出てきたばかりで仕事を探していた留吉が現われる。留吉は活動写真が大好きなのでぜひこの劇場で働かせてほしいと懇願。その熱情にほだされ、松蔵は彼を雇う。
卍(まんじ)
現職刑事を夫に持つ柿内園子は、食器店で銀のスプーンを万引きしている現場を、OLの志藤光子に目撃されてしまう。事を公にしたくない園子は求めに応じ、光子と関係を持つようになるが、徐々に自ら快楽を求めるようになっていった。夫の剛は自分と体を重ねようとしない園子に疑いを持ち、部下を使って妻を尾行させ、光子の存在を突き止める。園子と光子を問い詰める剛だったが、二人は関係を認めようとしない。だがある日、園子は光子を家に連れ込み、男一人女二人の生活が始まるのだった。
時は立ちどまらない
『時は立ちどまらない』(ときはたちどまらない)は、2014年(平成26年)2月22日(土曜)の21:00 - 23:06[1](JST)にテレビ朝日系列で放送されたスペシャルドラマ。テレビ朝日開局55周年記念ドラマ。 東北のとある海沿いの街に住む2つの家族。高台の家に住む西郷家と、漁師の家である浜口家。浜口家の長男・修一と西郷家の長女・千晶の結婚で一緒になるはずの2組の家族を東日本大震災の津波が襲った。西郷家は被害を免れ、浜口家は津波で家と家族を失う。2組の家族の運命の歯車が大きく狂い始める。
愛を積むひと
東京の下町で営んでいた工場を閉鎖し、残りの人生を北海道で過ごそうと決意した篤史と良子の夫婦。かつて外国人が暮らしていた家を手に入れて暮らす二人だが、仕事一筋だったゆえに篤史は手持ちぶさたになってしまう。そんな彼のために良子は、家を囲む石塀作りを頼む。しかし、良子が以前から患っていた心臓病を悪化させて他界してしまう。深い悲しみに沈む篤史だったが、石塀作りを手伝う青年・徹との交流や、娘・聡子との再会を経て、前を向くようになる。
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
「男はつらいよ」シリーズ第35作。ポンシュウ(関敬六)と五島列島にやってきた寅さんは、クリスチャンのお婆ちゃん(初井言榮)と知り合うが、お婆ちゃんは急逝してしまう。その葬儀に参列した東京で働く孫娘・若菜(樋口可南子)から、寅さんに礼状が届く。若菜をたずねた寅さんは、写植オペレーターの技術を持つ彼女の再就職を、博にたのむ。若菜のアパートには、気の良い管理人のおばさん(杉山とく子)や、司法試験に挑戦している酒田民夫(平田満)が暮らしており、若菜に夢中な民夫は勉強も手につかない。そこで寅さんが恋の指南役を買って出るが…
花
DOOR TO DOOR〜僕は脳性まひのトップセールスマン〜
「DOOR TO DOOR〜僕は脳性まひのトップセールスマン〜」(ドア トゥ ドア )は、2009年3月29日にTBS系列で放送された単発スペシャルのテレビドラマである。 アメリカの実在の人物ビル・ポーターの半生を原作とし、脳性まひによる障害を抱えながらもセールスマンとして活躍する青年を二宮和也が演じる。
ときめきに死す
青年テロリストが要人暗殺までストイックに毎日を過ごす、異色ハードボイルドサスペンス。森田芳光がクールな時代感覚、スタイリッシュな映像美という独自のスタイルを極め、閉鎖的な空間の中、印象的な小道具の数々を巧みに配し、物語性よりも主人公の乾いた心情に迫った会心作。
恋はいつもアマンドピンク
東京の旅行会社に勤める27歳のOL・よき子。仕事はできるが野暮ったく、全く異性に縁がない。そんなある日、父が再婚した自分よりも年下の義母から、超エリートな堅物男・広野宮彦を紹介される。生まれて初めてのデートを経て、ふたりは親密になっていくが...。
湾岸道路
ベッドタイムアイズ
もどり川
歌人として才能を発揮できず、自暴自棄な生活を送る苑田岳葉。彼は病気の妻を顧みず、歌のために遊び呆けていた。やがて、彼はとある歌集を出版し、一躍時の人となる。
四万十川
昭和歌謡大全集
東京都調布市。この町に暮らす6人の少年、イシハラ、ノブエ、ヤノ、スギヤマ、カトウ、スギオカ。普段はバラバラに生活している彼らは、儀式と称して定期的にカラオケ・パーティを行うことで繋がっていた。彼らがそこで歌うのは昭和の歌謡曲のみ。ある日、睡眠不足のまま町をさまよっていたスギオカに、猛烈なスピードで歩いて来た中年女性ヤナギモトがぶつかる。転びかけたスギオカだったが、無視して歩き去るおばさんのお尻に欲情を覚え、怒るどころかお茶に誘う。しかし、ヤナギモトはそんなスギオカを変態呼ばわりするのだった…。
世界の中心で、愛をさけぶ
婚約者である律子が、引っ越しの荷物の中から偶然見つけた1の古いカセットテープを持って、突然失踪した。彼女の行き先が自分の故郷・四国の木庭子町であることを知った朔太郎は、彼女の後を追って故郷へと向かうが、そこで彼は高校時代のある記憶を辿り始める。それは、初恋の人・亜紀と育んだ淡い恋の想い出。しかし、その亜紀はやがて白血病で倒れ、辛い闘病生活を強いられてしまう。そして、次第に弱っていく彼女を見て、自分の無力さを嘆くしかない朔太郎は、彼女の憧れの地であるオーストラリアへの旅行を決行するのだが、折からの台風に足止めをくらいふたりの願いは叶わず、空港で倒れた亜紀は、その後、還らぬ人となるのだった……。そんなふたりの関係に、実は律子が関わっていた。入院中、朔太郎と亜紀はカセットテープによる交換日記のやり取りをしていたのだが、その受け渡しを手伝っていたのが、亜紀と同じ病院に母親が入院していたまだ小学生の律子で、彼女の失踪もそれを自身で確かめる為だったのである。果たして、亜紀の死やテープを届けていた相手が現在の恋人である朔太郎であったことを知った律子は、自らも事故に遭ったせいで渡せなかった“最後のテープ”を迎えに来た朔太郎に渡す。それから数日後、約束の地・オーストラリアへと向かった朔太郎と律子は、最後のテープに録音されていた亜紀の遺志を叶えるべく、彼女の遺灰を風に飛ばした。
峠の群像
江戸時代の元禄と放送時の時代が同じような時代の方向が変化する時期となる「峠」の時代だとする原作者・堺屋太一の観点を軸に、赤穂事件を現代的に描いたドラマ。赤穂藩断絶を現代の企業倒産になぞらえ、仇討ちのヒロイズムよりもサラリーマンつまり赤穂の藩士たちがいかに行動したかを再考する作品となっている
コタキ兄弟と四苦八苦
古舘寛治と滝藤賢一が生きるのが下手な兄弟を演じる、人間賛歌コメディー。真面目過ぎて生きづらい兄・一路(古舘)と、ちゃらんぽらんな弟・二路(滝藤)が、ひょんなことから“レンタルおやじ”を始める。2人が依頼人からのさまざまな無茶ぶりに四苦八苦しながらも、生き抜く姿を描く。脚本を手掛けるのは野木亜紀子。
Saigo no Kazoku
私立探偵 濱マイク
濱マイクは、横浜・黄金町にある映画館・横浜日劇の屋上に事務所を構える私立探偵。彼は情に流され、頼まれると断れずにさまざまな事件に巻き込まれる。そんな日々のなか、今日も彼のもとには奇妙な依頼が転がり込んできて、解決のために奔走する。
海にかける虹〜山本五十六と日本海軍
うぬぼれ刑事
長瀬智也と宮藤官九郎が再タッグを組む!宮藤が描く初めてのオリジナル刑事ドラマで長瀬が演じるのは、超恋愛体質で捜査に支障をきたすほど惚れっぽく、そしてうぬぼれやすいことから同僚たちから“うぬぼれ”と呼ばれている刑事。サスペンスで、コメディで、ラブストーリーで…という今まで見たことの無い欲張りな刑事ドラマが誕生。共演に生田斗真、中島美嘉、荒川良々、要潤、矢作兼(おぎやはぎ)、坂東三津五郎、西田敏行といった超豪華俳優陣がそろう!パワーアップした宮藤官九郎ワールドを繰り広げる。
独眼竜政宗
秀吉も家康も一目置いた豪気の男、“独眼竜”とおそれられ、知恵と才覚で仙台62万石を一代でつくりあげた伊達政宗の生涯を、現代的なタッチでロマン豊かに描いた。大河ドラマ歴代最高の平均視聴率39.8%を記録。
おひさま
甘辛しゃん
1960(昭和35)年の兵庫・灘。神沢泉(佐藤夕美子)は、母・ふみ(樋口可南子)と酒造家の当主・榊信太郎(風間杜夫)との再婚により、由緒ある造り酒屋の娘となった。泉には、義弟・拓也(岡田義徳)との禁断の恋、信太郎の急死などの困難が次々と起こる。やがて女人禁制の酒蔵に足を踏み入れた泉は、数々の偏見や困難を乗り越えて、女当主として成長していく。
ロマンス
北海道出身の加治山平七(榎木孝明)は、東京で活動写真と出会う。香木真之助(辰巳琢郎)や小島はる(樋口可南子)らの仲間たちと共に、切磋琢磨しながら映画作りにまい進する。のちに映画監督になった平七だが、映画はトーキーへと移り変わり、時代の波に翻弄される。大正から昭和の初めにかけて、映像文化の誕生に情熱を注いだ青年たちの夢、真摯(しんし)な輝きや絶大なエネルギーを、笑いを基調に描いた作品。
小公女セイラ
小説家フランシス・バーネットの名作児童文学「小公女」を原作とした現代版ストーリー。裕福な家庭に生まれ、何不自由なく暮らしてきた黒田セイラ(志田未来)。父親の死により貧しい召使いになってしまうが、どんな逆境でも明るさと優しさを失わずに生きる姿を描く。
篤姫
江戸時代末期、自らの信念を貫き一途に生きた女性・篤姫。13代目将軍徳川家定に嫁ぎ、夫婦の日常や、篤姫が自分にとっての家族を最後まで守り抜き、平和を願い続ける生き様を描いた物語。
額田女王
雪の華-建礼門院徳子の生涯
浅丘ルリ子と田村正和が2度目の共演を果たした、豪華絢爛な大型歴史ドラマ。平清盛の娘にして安徳天皇の母である建礼門院徳子の生涯を豪華キャストでつづる。