木内みどりに関連する作品一覧

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幻の光

幼いころに祖母が失踪するのを止められなかったゆみ子は、25歳になり、祖母の生まれ変わりだと感じた郁夫と結婚する。だがある夜、郁夫は列車に飛び込んで自殺してしまう。5年後、ゆみ子は郁夫との間に生まれた息子を連れ、奥能登の村に住んでいる民雄と再婚し、人生を再出発させようとするが、郁夫のことをまだなかなか忘れられずにいた。やがてゆみ子は家出をしようと決意するが、それでもまだ郁夫のことを忘れられなかった。

八つ墓村

戦国時代に村人が8人の落武者を惨殺し、大正時代に旧家の当主が32人の村人を殺害した過去を持つ、八つ墓村。その旧家・田治見家に、長らく縁が途絶えていた井川(原作:寺田姓)辰弥が跡継ぎとして戻ってくる。だが、それこそが悲劇の発端だった。祖父、異母兄、僧侶、尼僧…次々と殺害される関係者たち。だが、真相はようとして分からない。 そんな中、辰弥は巨大な鍾乳洞へと迷い込む。 そこで見たものは、落武者の鎧を身につけた田治見家当主の死蝋(しろう)だった。大伯母の老婆、異母姉、村の医師…殺人は留まるところを知らない。辰弥の出生の秘密を探り当てた金田一だったが、その頃、当の辰弥は、たたりを恐れる村人によって、鍾乳洞の奥に追いつめられていた。

潮騒

昭和四十六年 大久保清の犯罪

死の棘

ミホとトシオは結婚10年の夫婦。第二次大戦末期の1944年、二人は奄美大島・加計呂麻島で出会った。トシオは海軍震洋特別攻撃隊の隊長として駐屯し、島の娘ミホと恋におちた。死を予告されている青年と出撃の時には自決して共に死のうと決意していた娘との、それは神話のような恋だった。しかし、発動命令がおりたまま敗戦を迎え、死への出発は訪れなかったのだ。そして現在、二人の子供の両親となったミホとトシオの間に破綻がくる…。

妻と女の間

そろばんずく

春日野八千男と時津風わたるの2人は広告代理店“ト社”に勤める若き営業マン。その2人にパブで知り合った梅づくしのり子がト社に入社し、3人でチームを組んで仕事を進めていたが、ライバル“ラ社”に度々横ヤリを入れられる。その“ラ社”のエリート社員、桜宮天神の策略で3人は窮地に立たされるが…。

大病人の大現場

陽だまりの彼女

取引相手を訪ねた新人営業マンの浩介 は、そこで同じ中学校に通っていた幼なじみの真緒 と10年ぶりの再会を果たす。学年有数のバカとして名をはせ、何かといじめられていた彼女が、当時の姿から想像がつかないほど魅力的な女性になったことに驚く浩介。再会に運命めいたもの感じた二人は惹(ひ)かれ合うようになり、結婚を決意するまでに。だが、真緒は誰にも知られてはならない、とんでもない秘密を持っていて……。

落下する夕方

リカは4年間一緒に暮らしてきた健吾から突然別れを告げられる。不思議な魅力を持つ女性・華子に心を奪われたというのだ。健吾が戻ることを信じて、孤独な日々を送るリカ。ところがある日、華子がリカの部屋を訪れ、やがて住みついてしまう。

三年身籠る

スリラーブラウン管

東京大地震マグニチュード8.1

おこげ

ゴールデンスランバー

首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳は、大学時代の友人・森田と久しぶりに再会していた。様子がおかしい森田。そして爆発音。首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。本人の知らない“証拠映像”が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が立てられていた事を知る。青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるが…。

女神がくれた夏

玄海つれづれ節

商社社長の山岡駿介は事業に失敗し、数億円の負債を残し行方不明となってしまう。屋敷を追い出された妻のゆきは、夫が外で作った子供マサルとともに、駿介を追って九州へ向かう。借金取りにつかまりソープランドへ売られそうになるゆきだったが、同級生でおもちゃ職人の竹田に助けられ事なきを得た。土地の顔役である松藤が銀映館という古い映画館を取り壊しスーパーを建てようとしていることを知り、ゆきは借金の取り立て人である緑川月代を映画プローデューサーに仕立て、銀映館の経営者の南條京太郎から権利書を騙し取り松藤のもとへと向かった。

絶唱

昭和17年、山陰地方のある山村。封建的な地主・園田の跡取り息子、順吉は、親が決めた婚約者がいながら山番の娘・小雪と恋仲になり、周囲の猛反対を押し切って駆け落ちを決行。日本海に面したとある漁村で、ささやかだが2人きりの幸せな新婚生活を送り始める。だが順吉には召集令状が届き、彼は戦地へと出征。そしてある日を境に彼からの便りがぱったりと途絶え、小雪は順吉の消息が一切つかめないまま、孤独に戦後を迎える。

0.5ミリ

介護ヘルパーのサワは、亡くなる前におじいちゃんと寝てあげてという派遣先の家族から突拍子もない依頼を受ける。そこで思い掛けない事件に巻き込まれて職を失い、無一文となり困窮したサワは、町で見掛けたワケあり老人の押し掛けヘルパーを始めることになる。

ゴンドラ

高層ビル街の上空で、ゴンドラに乗って黙々と窓を拭く青年・良。彼にとって窓の向こう側は別世界だった。ある高層マンションで、母と二人暮らしの少女・かがりは、飼っている文鳥が傷付き茫然自失になっていた。そんな彼女と、良は、窓越しに出会う。

木村家の人びと

副業に明け暮れる“ある家族”の生活を描く。鹿賀丈史、桃井かおり、柄本明ら出演。木村家の家族は、仕出し弁当づくり、近所の老人を総動員した新聞配達、妻・典子の色っぽいモーニングコール・サービスなど様々な副業に励んでいた。しかし、長男で小学生の太郎だけは副業をネタにいじめられ、家族のあり方に悩んでいた。

シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸

野蛮人のように

天才少女作家として人気を博した有栖川珠子は、スランプで筆が進まず、海辺のコテージで一人暮らし中。チンピラの中井英二は山西組の幹部である滝口に呼び出された先で、銃に撃たれ負傷した滝口と、同じく銃で撃たれ死亡している山西組長を見つける。滝口から銃の入ったバッグを預かった英二は、滝口から聞いていた組長を撃った女とまったく同じ特徴の珠子を発見し、彼女をバーに連れ込んだ。しかしそこで英二と珠子は二人の殺し屋に襲われ、訳の分からないまま夜の六本木に逃げ出した…。

哀しい気分でジョーク

人気コメディアンの五十嵐洋はテレビやラジオに引っぱりだこで、一人息子の健の世話はマネージャーの善平に任せきりだった。だが健が脳幹部腫瘍に冒されており、余命数ヶ月と診断されてしまう。妻に逃げられ息子と二人暮らしだった洋は、その日を境に仕事の量をセーブし、できるだけ健と二人の時間を増やすことにした。だが健のことが気になり仕事に打ち込むことができず、洋のコメディアンとしての評判は落ちていく一方だった。

別れの詩

大病人

映画監督で俳優でもある向井は、撮影中に倒れて入院することになった。彼は病室で女優と不倫を楽しんだりしていたのだが、やがてガンに冒されて残り一年の命だと知ってしまう...。

ひとひらの雪

原宿に事務所を持つ建築家の伊織祥一郎は、妻と娘と別居中の身でありながら、秘書の相沢笙子と不倫関係にあった。祥一郎はある日、かつて教え子だった高村霞と再会し、やがて愛し合うようになっていく。だが霞には、年の離れた夫とその連れ子がいたのだった。祥一郎の変化に気づいた笙子は、同じ事務所の宮津と浮気をするが、祥一郎はますます霞におぼれていく。やがて祥一郎と妻との離婚が成立、笙子は宮津と結婚することになった。祥一郎は霞とスペインへ行く約束を交わし空港で待つが、霞は姿を現さなかった。霞の義理の娘であるかおりが祥一郎のもとを訪れ、二人の関係が霞の夫に知られたことを告げた。

樺太1945年夏 氷雪の門

長い散歩

夕陽のあと

北の方へ

ラストレター

夫と子供と暮らす岸辺野裕里(松たか子)は、姉の未咲の葬儀で未咲の娘・鮎美(広瀬すず)と再会する。鮎美は心の整理がついておらず、母が残した手紙を読むことができなかった。裕里は未咲の同窓会で姉の死を伝えようとするが、未咲の同級生たちに未咲本人と勘違いされる。そして裕里は、初恋の相手である小説家の乙坂鏡史郎(福山雅治)と連絡先を交換し、彼に手紙を送る。

Maģiskais Kimono

センセイの鞄 (Sensei no Kaban)

名も無い日

世界の中心で、愛をさけぶ

婚約者である律子が、引っ越しの荷物の中から偶然見つけた1の古いカセットテープを持って、突然失踪した。彼女の行き先が自分の故郷・四国の木庭子町であることを知った朔太郎は、彼女の後を追って故郷へと向かうが、そこで彼は高校時代のある記憶を辿り始める。それは、初恋の人・亜紀と育んだ淡い恋の想い出。しかし、その亜紀はやがて白血病で倒れ、辛い闘病生活を強いられてしまう。そして、次第に弱っていく彼女を見て、自分の無力さを嘆くしかない朔太郎は、彼女の憧れの地であるオーストラリアへの旅行を決行するのだが、折からの台風に足止めをくらいふたりの願いは叶わず、空港で倒れた亜紀は、その後、還らぬ人となるのだった……。そんなふたりの関係に、実は律子が関わっていた。入院中、朔太郎と亜紀はカセットテープによる交換日記のやり取りをしていたのだが、その受け渡しを手伝っていたのが、亜紀と同じ病院に母親が入院していたまだ小学生の律子で、彼女の失踪もそれを自身で確かめる為だったのである。果たして、亜紀の死やテープを届けていた相手が現在の恋人である朔太郎であったことを知った律子は、自らも事故に遭ったせいで渡せなかった“最後のテープ”を迎えに来た朔太郎に渡す。それから数日後、約束の地・オーストラリアへと向かった朔太郎と律子は、最後のテープに録音されていた亜紀の遺志を叶えるべく、彼女の遺灰を風に飛ばした。

途中下車

陽あたり良好

『陽あたり良好!』(ひあたりりょうこう)は、あだち充の漫画作品、およびそれを原作としたテレビドラマ、アニメ作品。

君の手がささやいている

生まれながらの聴覚障害を持つヒロイン・美栄子と彼女を取り巻く人々の、言葉を超えた心の交流を描く。 障害者の日常生活に次々とふりかかる試練や、その試練に対しての前向きな努力、幸せをつかむためのささやかな勇気…など、障害を持つ女性のひたむきな生き方を家族、友人、そして恋人からの目線でとらえ、等身大でリアルなひとりの女性の半生を綴っている。

西郷どん

西郷吉之助(隆盛)は、薩摩(鹿児島)の貧しい下級武士の家に育った。家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を見ると放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう。西郷家はますます貧乏に…。生涯の師・島津斉彬との出会い。篤姫との淡い恋。3度の結婚、そして2度の島流しに、揺るぎなき「革命家」へと覚醒する。男を、人は親しみを込めて、『西郷どん(セゴドン)』と呼んだ。

青春アニメ全集

風のガーデン

東京の有名医大病院の麻酔科准教授・白鳥貞美(中井貴一)。死期の迫った患者を楽にする緩和医療のエキスパートでもある貞美は、麻酔学界の権威である。その爽やかな風貌と明るさは、病院内でもひときわ目立ち、その華麗な女性関係は万人が黙認してしまっている。しかしその陰で、貞美自身が末期癌に冒されている事を知る者はいなかった。己の死を意識するにつけ、貞美の心に故郷・富良野に帰るという選択肢が浮かぶ。そこには父・貞三(緒形拳)と二人の子供・ルイ(黒木メイサ)、岳(神木隆之介)が暮らしているが、6年前から音信が途絶えている。貞美は、女性関係のもつれから妻・冴子を自殺に追いやった過去があり、そのことから父に勘当され、子供たちに会うことも許されていなかった。年老いた父は孫たちとともに、妻が残したブリティッシュガーデンを育てている。季節ごとに咲くさまざまな花たちを風が撫でていくその美しいガーデンに、貞美が迎え入れられる日は来るのだろうか……?

アリよさらば

矢沢永吉が高校教師役でドラマ初主演、タイトルと同名の主題歌も歌う。恩師(松村達雄)の頼みで、大学の生物研究所員だった良太(矢沢)が、私立高校3年生の臨時担任を引き受けることに。ベテラン教師(長塚京三、三木良介ほか)との衝突を繰り返し、生徒たちと本音でぶつかり合い、良太は少しずつ教師にのめりこんでいく。

心はいつもラムネ色

舞台は昭和3年から30年までの大阪。幼い頃から人の笑顔を見るのが好きだった赤津文平(新藤栄作)は、大学卒業後、興行会社の社長・福本裄乃(ゆきの・真野あずさ)から漫才の台本を書くことを勧められる。エンタツ(岸部一徳)・アチャコ(角野卓造)の漫才を鑑賞した文平は、徐々に笑いの世界にのめり込んでいく。漫才を愛した文平のユーモアと機知に富んだ、さわやかな半生を軸として、いつまでも青春の心を失わない主人公たちの友情と夫婦愛、笑いの昭和史を明るく描いた物語。

いちばん星

山形・天童の海産物店に生まれた佐藤千夜子(高瀬春奈、後に五大路子)は、父・英三郎(伴淳三郎)の猛反対にあいながらも、東京の女学校に編入。作曲家・中山晋平(津川雅彦)との出会いによって、千夜子は音楽学校に進み、声楽の修業に励むことに。やがて千夜子は、中山晋平、詩人で作詞家の野口雨情(柳生 博)と共に全国をさすらう歌の旅に出る。明治、大正、昭和にわたり、苦難の放浪の末、スター歌手となり天真らんまんに生き続けた女性の半生記。

熱中時代

西村京太郎サスペンス「殺人志願」

刑務所に入りたい男に脅された巡査が選んだのは…?

幸福相談