榎木兵衛に関連する作品一覧

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雑踏に光る眼

地図のない町

蒲田行進曲

撮影所を舞台に、スターと大部屋俳優の奇妙な友情、そしてこの二人の間で揺れ動く女優の姿を描く。第86回直木賞を受賞したつかこうへいの同名小説の映画化、脚本もつか自身が執筆。つか作品の舞台に多く出演していた風間杜夫、平田満が抜擢され、二人の出世作になった。
時代劇のメッカ、京都撮影所。人情に篤いが激情家なのが玉にキズの大スター銀ちゃんと、その銀ちゃんに憧れる大部屋俳優のヤス。ある日、ヤスのアパートに銀ちゃんが女優の小夏を連れてやって来た。銀ちゃんの子を身ごもった小夏をスキャンダルになるからとヤスに押し付けに来たのだった。

河内のオッサンの唄 よう来たのワレ

関西の異色歌手・ミス花子が歌うヒット曲「河内のオッサンの唄」をバックに、ド助平だが、男気があって、度胸があり、情にもろい河内男の心意気を描いたシリーズ二作目。

姿なき追跡者

「エロ事師たち」より 人類学入門

黒いダイス

大奥秘話 晴姿姫ごと絵巻

抜き射ち風来坊

あばよダチ公

感情の赴くままに行動する、無邪気で荒くれ者のチンピラ4人組。そんな彼らは、ある日家出をした1人の少女と出会う。彼女は、父親が補償金のため、ダム工事立ち退きを拒否して立てこもっていると言う。それを聞いた4人は、補償金を手に入れようと、ある計画を実行していく。

ザ・マジックアワー

暗黒界の顔役・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後登(妻夫木聡)は、命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を探し出すハメに。期限の5日が迫ってもデラを見つけ出せない備後は無名の三流役者・村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立てあげるという苦肉の策を思いつくが……。

月曜日のユカ

横浜の外国人客が多い上流ナイトクラブでは、今日もユカと呼ばれる18歳の女の子が人気を集めていた。さまざまな伝説を身のまわりに撒きちらす女、平気で男と寝て、教会にもかよう。彼女にとっては当り前の生活も、人からみれば異様にうつった。横浜のユカのアパートで、ユカがパパと呼んでいる船荷会社の社長は、初老の男だがユカにとってはパパ を幸福にしてあげたいという気持でいっぱいだ。ある日曜日、ユカがボーイフレンドの修と街を歩いていた時、ショウウィンドウをのぞいて素晴しい人形を、その娘に買ってやっている嬉しそうなパパをみた時から、ユカもそんな風にパパを喜ばせたいと思った。ユカの目的は男をよろこばすだけだったから...。

3年目の浮気

零戦黒雲一家

1943年、太平洋ソロモン諸島にあるバルテ島の航空基地に、谷村飛行中尉が颯爽と赴任してきた。札付きのワルばかりの航空基地で、生と死が隣り合わせの極限状態の中、谷村に反発していた隊員たちは、いつしか一つになっていく。

影狩り ほえろ大砲  

実録エロ事師たち 巡業花電車

日本モーテルエロチカ 回転ベッドの女

秘事

北帰行より 渡り鳥北へ帰る

性豪列伝 夜も昼も

艶説女侠伝 お万乱れ肌

嵐を呼ぶ男

公開当時大ヒットを記録した石原裕次郎の出世作。ドラマー志望の正一は弟の協力でジャズ・バンドの花形ドラマーの穴埋めとして採用され、その暴れん坊ぶりでスターへとのし上がっていくが……。

女番長 仁義破り

女番長グループとフーテントリオと暴力団との激しい対立を描いた活劇

幕末太陽傳

幕末の混沌とした時代、にぎわいを見せていた品川宿の遊郭旅籠の相模屋にひとりの町人・佐平次が訪れる。女郎のおそめを気に入り豪遊するが、実は佐平次は一文無しだった。その翌朝、佐平次は金がないことを若い衆に打ち明けるが、口八丁でその場に居座ってしまう。そして金を返済するためと相模屋で番頭まがいの仕事を始めた佐平次は、下働きから女郎衆、遊郭に出入りする人々のトラブルを持ち前の度胸と機転で解決してみせ、さらにお礼の金をしっかりためこんでいた。また、相模屋に逗留し攘夷の計画を練る長州藩士の高杉晋作、久坂玄瑞らとも交友を深め、いつしか佐平次は遊郭内で一目置かれる存在になっていく。

(秘)色情めす市場

十九歳のトメは、ドヤ街の近くで客をひく売春婦である。トメの弟の実夫は生まれながらの知的障害者で、年中、家でゴロゴロしている。母よねは、四十歳を過ぎた現在でも売春婦をやっているが、あふれることか多い。小料理屋「おそめ」では裏二階で、客に女を抱かせているが、トメに辞められて以来、収入が減ってしまったために、地廻りで“大人のオモチャ屋”をまかされている浅見に頼んで、トメに喝しをかけるが失敗してしまう。ある日、トメは手配写真の中にあった強盗殺人の顔にそっくりの男、寺坂に会って以来、彼に興味をもった。寺坂と同じボロ・アパートの住人、斉藤と文江は共稼ぎだが、正式の夫婦ではない。斉藤は会社の金を使い込んでしまった。思い余った文江は浅見に頼んで「おそめ」で働くことにした。銀二はよねの情夫で時折りトメの家にやって来る。ある日銀二は、よねの留守にやって来て、トメに金を払い二人は寝た。数日後、これがバレて母娘喧嘩になるが、後の祭り。ところが数日後、連れこみ旅館からの連絡で「年増はアカン、もっと若い娘」ということでトメが行ったが、そこにいた年増というのがよねだった。収まらないのはよねで、眼を吊り上げて旅館を飛び出し、焼酎をガブ飲みして大暴れ。数日後、久しぶりに家に帰ったトメは、よねがいるので、一瞬ギクリとするが、よねは弱々しい声で言うのだった。「お前に頼むしかないんや、どないにもならへん。堕ろそうと思ってるうちに、もう五ヵ月になってしまっとんのや」「うちらみたいに生んだらエーヤンか、そんなアホなこと知らんでェ」「お前らも生むんじゃなかった。金がないばっかりに」「生んで貰って迷惑しとんのは、こっちゃでェ!実夫、よう聞いときィ」「なンやてェ! このド阿呆!」「人でなしは生まれたときからや」……。トメはプイと外へ出ると、いつものように客ひきに精を出すのだった。

艶説 お富与三郎

ブルータウン 青い街の狼

くノ一淫法 百花卍がらみ

みんなのいえ

映画賞を総ナメした「ラヂオの時間」から4年ぶりとなる、三谷幸喜監督待望の第2作。自らの家造り体験をもとに、次から次へと起こるドタバタ騒動をコミカルにつづる。お酒落なマイホームを夢見る若夫婦。新進気鋭のインテリア・デザイナーに設計を依頼するまでは良かったが、施工は妻の父親で頑固な大工が行うこととなり、正反対の性格であるふたりは対立を繰り返し、遂には想像を絶するトラブルが夫婦に襲い掛かる。はたして理想の新居は完成するのだろうか?

濡れた唇

材木屋の娘・幸子と住み込み店員の金男は恋人同士。だが、金男はなぜか満たされずにいた。デートの夜、幸子と別れた金男は公園にいたカップルにいたずらをしようとするが気が進まず、コールガールとの交渉で気を静めようとする。そんな彼が洋子と出会い…。

日本最大の顔役

夜の禁猟区

外人妻

新宿ラブ・ホテル 週末(秘)天国

性談 牡丹燈籠

女子大生 偽処女

新・団地妻 けものの昼下り

卓のチョンチョン

実録エロ事師たち

赤線最後の日 昭和33年3月31日

誘惑者

ひとり旅

英語に弱い男 東は東、西は西

狂った脱獄

花と竜

博徒百人

嵐の果し状

実録 桐かおる にっぽん一のレスビアン

桐かおる一座は、レズビアンショーを出し物にして全国を渡り歩いてる人気ストリップ一座である。 座長の 桐かおるは私生活でも、レズビアンショーの男役を務める春日トミと夫婦の関係だった。 他の座員ともレズ の関係を楽しんでいた。 ある日、 桐は京都の舞台が引けた後、 バー 「小夜」 に出かけた。 そこのママ・おさ よも桐に惚れている女の一人だった。 そこで桐は新入りのホステスの、まだ子供っぽさが抜けない少女のよ うなミチに目をつけた。 桐はミチを酔わせてを外に連れ出しホテルへ連れ込む。 桐の巧みなレズビアンテク ニックによって、ミチは男からは得られない深い快楽に導かれていった。 しかし桐は快感を得ることはなか った。満たされない欲求のはけ口として、他の娘たちに慰めてもらうのだった。

狂乱の喘ぎ

帰らざる波止場

朱鞘仁義 お命頂戴

大海原を行く渡り鳥

原子力戦争LOST LOVE

東北のある港町に、田舎の実家に戻ったきり帰京しない女を探しに坂田 がやってくる。しかし実家では門前払いをされてしまう。そこへ新聞記者の野 上がやってきて坂田に近付き、原子力発電所の技師が妻ではない相手と起こした 心中事件の話を聞く。野上はその陰に原発事故があるとにらんでスクープを追い 始めるが...。

追跡

青春の裁き

激しい河

北陸代理戦争

福井の富安組組長・安浦と若頭・川田の間でトラブルが発生。安浦から相談を受けた弟分の万谷は、彼に大阪浅田組の金井を紹介する。そんな中、この機会を利用して、北陸を侵略する金井。そこで、川田は北陸を取り戻そうと立ち上がる。

戦国ロック 疾風の女たち

戦国時代。その頃、戦いに敗れた敗戦者を襲う野盗の群れが横行した。天魔谷に砦を構える一党は、天魔太郎を主領に、那智新田の次郎、三途帰りの三郎、蛇の池四郎など二十数名が虎視眈々と獲物を狙っていたが、彼らの集団とは別に、婉を主領とする、弥生、うめ、さくら、すずめ、しの、ねねの女七人の疾風組が、荒くれ男顔負けで暴れまわっていた。

ポンコツおやじ

車掌物語 旅は道づれ

北国の旅情

冬休みを利用してクラスメイトを訪ねた大学生が、そこで起きる結婚問題に巻き込まれ、自分の本当の気持ちに向き合っていく純愛大作。
北国の原野を走る蒸気機関車の中に、座席で揺られている英吉の姿があった。大学の冬休みを利用してクラスメイトの由子を訪ねるためだ。由子から婚約の話を聞いて、英吉は訪ねる旨を書いた手紙を出した。一方、由子の実家である金井家はその手紙で大騒ぎとなった。英吉の訪問が婚約者に知られたら大変だと由子の父母は大慌て、しかし由子本人は婚約者の家で家庭教師をしていて、手紙のことも騒ぎのことも知らなかった。由子の妹、妙子は事の重大さを知り、隣町から列車に乗り込み英吉を探したが見つけられなかった。そのうち列車は到着し、英吉は金井家にやって来た。由子の父母があたふたするなか、祖母だけは部屋に招き入れて歓待した。そこへ遅れて由子も帰ってきて、英吉の来訪に驚きながらも喜び、金井家が大騒ぎになっていたことも知った。由子は英吉に、愛する人ができたから婚約したのだと伝えた。英吉は無言で窓の方を見ていたが、ただ一言「幸せを祈るよ」と言った。

殺人者を追え

松ヶ根乱射事件

1990年代初頭、雪の降りしきる小さな町松か根の国道で女の死体が発見される。警察官の光太郎が女の検死に立ち合っていると、突然女はその場で仮死状態から目を覚まし、自らを池内みゆきだと名乗る。刑事はひき逃げされたことをまったく覚えていないと証言する彼女の話を怪しむが…。

板尾創路の脱獄王

昭和初期の信州第二刑務所。そこに、拘置所を2度も脱走したいわくつきの囚人、鈴木雅之が移送されてくる。簡単には脱獄できないはずの信州第二刑務所を、鈴木は1時間もたたないうちに脱獄。その後、刑務所近くの線路沿いで身柄を取り押さえられた鈴木だったが、看守長の金村はそんな彼に興味を持ち始める。

惚れたって駄目よ

鉛をぶちこめ

博徒無情

やくざの世界の義理と掟と情愛のしがらみを通じて、その中に生きるやくざの情婦のいじらしさ、哀しさ、美しさ、その一途な愛を描いた仁侠アクション。
昭和初期、ここ瀬戸内海のとある漁師町――親なしっ子の貧しい漁師生活から抜け出し、東京で博奕渡世に身を寄せていた若い博徒、高見沢村次は、昔恩義を受けた箱田屋の音松親分が殺されたと聞いて生まれ故郷へ飛んで帰って来た。かつて隆盛をきわめた箱田屋はいまや落ちぶれて見る影もなく、貸元の女房ぎんが不甲斐ない息子喜市をかかえて旅館業を営み、一家は倒産寸前であった。「親分を殺ったのは大寺組に違いない、仇はきっとこの俺が…」村次の決意は固かった。が、この村次のあとを追って堅気の娘がピッタリくっついて離れなかった。加代といって、三年前村次が東京で喧嘩をし、メッタ斬りにあった際介抱してくれたいわば命の恩人である。あのとき村次がたった一言、好きだと言ったこと、そして形見に銀かんざしをくれたことが今もなお、加代の心に熱く焼き付いて離れなかった。「俺のことは忘れてくれ!」村次はすがる加代を振り切ると、その足で忘年会帰りの大寺一家親分の勘造に闇討ちをかけた。が、大寺組の客分の赤間竜吉に阻まれ、子分の門太の片腕を斬り落としただけだった…。

いきすだま 生霊

不良少女 野良猫の性春

姐御

探偵物語

主演映画「セーラー服と機関銃(1981)」の大ヒット後、大学受験のために女優活動を休業した薬師丸のカムバック作として当時大きく注目を集めた話題作。薬師丸演じるお嬢様女子大生が松田演じる私立探偵にボディーガードされるストーリーだが、根岸吉太郎監督などスタッフは、薬師丸を女優として成長させようとさまざまな仕掛けを施し、薬師丸もその期待に応えた。原田知世主演「時をかける少女」と2本立てで初公開。
父が待つアメリカへの出発を一週間後に控えた女子大生の新井直美。憧れの永井先輩に誘われホテルへ向かった直美だったが、直美の伯父を名乗る男が飛び込んできて永井を追い出してしまう。男は直美の父の元秘書に雇われた辻山秀一という名の私立探偵で、彼女を出発まで守ることになっていた。ある日、辻山の元妻である幸子が彼のアパートに転がり込んできた。岡崎組の跡取りである和也がホテルで刺殺され、自分が容疑者として疑われているのだという。直美は辻山に、一緒に犯人を捜そうと言い出す。

黒部の太陽

富山県黒部川上流に関西電力が建設する第四発電所。現場責任者には北川が任命され、資材運搬用のトンネル掘削は熊谷組が担当することになった。熊谷組の岩岡源三の息子である剛は父の強硬なやり方に反発し設計技師となっていた。現場に赴いた剛はそこで体力が衰えてしまった父と、熱心に工事に打ち込む北川の姿を見て、工事に参加することにする。やがて工事現場では山崩れが起こり大量の水が流れ込んだ。北川は自分の娘が白血病に冒されたことを知るが、工事現場を離れることができなかった。

おヤエの女中と幽霊

おヤエシリーズ第五弾。前の奉公先の形見の黒猫をこっそり連れて鍋山家へ就職したおヤエ。しかし、かつて猫が原因で切腹を命じられ怨みをもつ先祖がいたことで、代々「家に猫を一歩たりとも入れてはならない」という家訓があった...。

THE 有頂天ホテル

大晦日を迎えた「ホテルアバンティ」では、ホテルの威信がかかった年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙し。そんな中でも副支配人の新堂平吉(役所広司)は、様々な問題に機転を利かせて対応するのだが……。

二人の世界

裕次郎の同名大ヒット曲の映画化。殺人犯の汚名をそそぐため、時効寸前日本へ舞い戻った男の怒りと慕情をスリルとムードで贈る超娯楽巨篇。
夜の海をゆっくりと進む英国の豪華旅客船デッキで無表情に海をみつめる男に、雑誌記者の川瀬は「どこかでお会いしたことが・・・」と声をかけた。しかし男は「人違いだ。自分はフィリッピン人のフェリーノ・ヴァルガだ」と名乗った。だが、その横顔に見覚えのある川瀬は、男が去るのを見送りながら記憶をたどった。15年前、川瀬が新米の新聞記者だったころ、ひとりの少女が殺された。その容疑者で国外逃亡した北条修一に、ヴァルガと名乗った男がそっくりなのだ。川瀬の目は異様に輝いた。川瀬から逃れた修一は、船内のバーでひとりグラスをかたむける戸川玲子に声をかけ、人違いである男につきまとわれているため、昔からの友達ということにして踊ってくれと頼んだ。あくる日、デッキで川瀬から修一の話を聞いた玲子は彼にますます興味を覚え、過去を話してくれるよう修一に迫った。翌朝、長崎港が近づくころ、玲子のもとに「さようなら、君を巻き添えにしたくない」という手紙が届けられ、修一は長崎に降りたった。そのまま船に乗っていれば、横浜に到着する4日後には時効が成立する。修一の行動を疑問に思った川瀬と玲子は、修一を追って船を降りた。

男の紋章 風雲双つ竜

探偵事務所23 くたばれ悪党ども

警察の秘令を受けた私立探偵が暗黒街に潜入する。大藪春彦のハードボイルドな原作を鈴木清順監督&宍戸錠コンビで映画化したコメディ・アクションの金字塔。派手なアクション、ミュージカルシーンなど見どころ満載。
深夜の立川基地付近で武器弾薬の取引きをしていた桜組と大槻組の幹部は、突如数名の男にマシンガンで襲撃され全滅した。緊急手配により、住所不定の真辺公一が容疑者として逮捕された。この事件は、刻々と流れるテレビニュースの話題を独占した。踊り子のサリーとしけこんでいた田島英雄は、このニュースをみて慌てて立川署へとんだ。捜査一課の熊谷警部は、私立探偵の田島の来署に顔をほころばせ、事件の内容を説明した。田島の態度は相変わらず傲慢だったが、署の裏で真辺の釈放を待って復讐しようと企んでいるギャング団に手を焼いていた警部は、田島の作戦に乗らざるを得なかった…。

盛り場 流れ花

必殺色仕掛け

映画やテレビなどからの引用、パロディ、ギャグが満載の傑作艶笑ポルノ。渡世内の名花とうたわれる日陰花のおいくが女郎屋・広満一家に帰って来る。広満一家のシマ内に取って代ろうとする金辰一家は広満一家で人気の名器三女郎に挑戦させようと人造整形の逸物を持つ色道三兄弟を呼ぶ。

黒い太陽

団地妻 歓喜の夜

土忍記 風の天狗

拳銃は俺のパスポート

横浜の二大勢力である大田原組と島津組。大田原から依頼を受けた殺し屋の上村は任務を終え高飛びしようとするが、島津組に捕まりそうになり、大田原組傘下の津川組に逃げ込む。ある日、上村は渚館のウェイトレスである美奈と出会い、上村は次第に彼女の暗い面影に惹かれていく。

川崎探偵団

極楽坊主

花芯の誘い

女性記者として多忙な日々を送る雅子。だがある特ダネを追うなかで暴行事件に巻き込まれた彼女は記憶を失ってしまう。医師から暴行シーンの再現が治療に有効と聞いた兄・健一郎と恋人・隆は、タクシー運転手やヤクザなど、いくつかの暴行沙汰を再現するが…。

斬り込み

赤い殺意

行き止まりの挽歌 ブレイクアウト

正義の為にはヤバイ事もする男─人はそいつの事を暴力刑事と呼ぶ。男が男として全てを投げ打ち一途に自分自身の正義を貫いていく・・・。原作は、様々なジャンルの小説を手掛ける栗本薫。主演は後半の日活アクション路線の中核として活躍した藤竜也。監督は、アクション映画の旗手・村川透。

俺に賭けた奴ら

密航0ライン

魔の刻

美しい母・涼子は、家を出た19歳の息子・深を追ってある港町へやってきた。2人は禁断の愛に落ち、相前後して東京の家を出たのだ。涼子はこの愛を断とうと思いながらも、激しく身を寄せてしまう。そんななか、彼女は奇妙な過去を持つ中年男と出会う。

城取り

夜霧よ今夜も有難う

ボギーとバーグマンの『カサブランカ』をベースにした、石原裕次郎・浅丘ルリ子の黄金コンビによるムード・アクションの代名詞的作品。夜霧のミナト横浜にはかなく散った激情の男と哀愁の女の恋物語を、魅力あふれる裕次郎の大ヒット曲に乗せて贈るムード・アクション巨篇。
神戸港―。長い外国航路から久々に帰ってきた日南丸の事務長・相良は、恋人の秋子に結婚を申し込んだ。相良は6日間の寄港の間に秋子と結婚し、再び船に乗らなければならなかった。今すぐにという相良の言葉に戸惑いながらも、秋子は約束の教会へ急いだ。だがその幸せは、秋子の不慮の自動車事故で脆くも崩れてしまった。そんなこととは知らぬ相良は、夕暮れの教会で秋子をいつまでも待った。あくる日から相良は、待てど現れなかった秋子の姿を求め、警察、病院とあらゆるところを探したが、消息は皆目わからなかった。それから4年の月日が流れた。あのとき以来船を降りた相良は、横浜の港近くでナイトクラブ・スカーレットを経営するかたわら“逃がし屋”をやっていた。銭さえつめばいいという逃がし屋ではなく、相良は本当に困っている人間だけに抜け道を与えていた。そんな相良の元へ和技と名乗る女が現われ、堅気になるため港南会をやめたいと望む恋人のチンピラ・関口と外国へ逃がしてくれと頼みこんできた。港南会は既に相良に嫌がらせをしにきていたが、相良は近いうちになんとかすると約束し、和枝を帰した。スカーレットは今日も多くの客でにぎわっていた。自らピアノに向かい唄う相良の低音に、コックの仙吉の娘ヒロミは聞き惚れていた。彼女はその胸に、相良への淡い慕情を秘めていた。そんな相良の目が、店に入ってきたひとりの女に釘づけされた。それは、まぎれもなく4年の間さがしつづけていた秋子だった…。

さらば箱舟

古い因襲にとらわれた小村で、いとこ同志でありながら風習を破って一緒になった捨吉とスエ。だが二人が暮らす村も、近代化の波に飲まれて変わりつつあった。

タンポポ

長距離トラックの運転手、ゴローとガンがとあるさびれたラーメン屋に入ると、店主のタンポポが幼馴染の土建屋ビスケンにしつこく交際を迫られていたところだった。それを助けようしたゴローだが逆にやられてしまう。翌朝、タンポポに介抱されたゴローはラーメン屋の基本を手解きしタンポポに指導を求められる。そして次の日から「行列のできるラーメン屋」を目指し、厳しい修行を始める。

星よ嘆くな 勝利の男

勝利者

最も危険な遊戯

財界の大物たちが誘拐される事件が相次ぐ中、東日電気の社長である南条が誘拐された。東日電気会長の小日向は、殺し屋である鳴海昌平に五千万円で南条の救出を依頼。鳴海は南条が監禁されている精神病院に潜入し、激しい銃撃戦の末に南条を助け出した。が、南条はすぐに狙撃され死亡してしまう。小日向は南条に、足立という男の殺害を要請する。しかし足立は警視庁特捜部に身を守られていた。

陽炎座

たび重なる偶然から知り合った品子という謎の美女の誘いで現世ともあの世ともつかぬ世界で翻弄される劇作家の姿を描く。

ハイティーンやくざ

俺は待ってるぜ

人魚伝説

佐伯啓介は、網番に出ていて一人の釣人が殺されるのを偶然目撃した。彼は妻・みぎわにそれを打ち明けた。啓介とみぎわは、入江でアワビを採って暮らす新婚夫婦である。町の実力者である宮本輝正は、海岸一帯にレジャーランドを作って儲けようと企てていたが、その用地が密かに原子力発電所建設の候補地として上っていた。みぎわは、死体のあがらない殺人事件を気にしている夫に「私が潜って確かめたる」と船を出した。潜ったみぎわの目に写ったのは、生命綱を引くはずの夫が胸板を鈷で射抜かれて没してゆく姿であった。海面からの水中銃で腕をやられたみぎわは、生命綱が岩の角で切断されたとたん失神してしまう。断崖下の岩場に打ち上げられ命をとりとめたみぎわは、自分が夫殺しの犯人にされていることを知る。動揺した彼女は、警官を傷つけて逃げ出し啓介の子供の頃からの友人で、官本の一人息子・祥平に助けを求めた。彼はみぎわを連れて渡鹿野島に渡った。そこは歓楽店だけが密集した警察もない小さな島である。祥平は、親しいスナックのママ・夏子にみぎわを預けた。閉ざされた島で苛立ちの日々を送るみぎわは祥平に電話をする。やってきた彼は突然、みぎわの首を締めたかと思うとその体を抱きすくめた。二日後、輝正らの一行が渡鹿野島へやって来た。彼らの宴会に出たみぎわは、原発に反対した官本の部下・下川の殺人現場を目撃されたため啓介が殺されたこと、みぎわに逃げられたので他の女に濡れ衣を着せたことを知った。みぎわは、祥平のさしがねで自分を殺そうとした男を逆に刺し殺すと海に飛び込んだ。復讐を決意した彼女は、官本宅に忍び込み輝正をプールの中で溺死させる。祥平らに網を被せられて投げ込まれた海中で、みぎわは啓介の死体を発見した。モリを改造した彼女は、展望塔での原発竣工パーティの只中、潜り込み片ぱしから人を刺し殺す。やってきた機動隊に包囲されれたみぎわは「いったい何人殺したら終わるんやろ」と立ちつくした。そこに彼女の願ったとおり大嵐が起こり、みきわは海の中に消えた。

殺人遊戯

殺し屋、鳴海昌平が東京に帰って来た。五年前、頭山会会長を仕止めた時、目撃者の秘書、美沙子を殺すに忍びず、ほとぼりがさめるまで外国に逃亡していた。鳴海が銀座で舎弟の文太とホステスのツケの取り立てをやっていると、五年前の目撃者、美沙子に会った。彼女は今では一流クラブのママで、暴力団、勝田組組長の愛人でもあった。

無頼非情

生贄の女たち

湘南爆走族

紫色のリーゼントにチョーランとドカン。しかも手芸部部長。彼こそ、四人のツッパリ仲間と一緒に湘南を走り回る湘南爆走族、略して「湘爆」のヘッド・江口洋助。今日もサイレン鳴らして追ってくる警察を振り切って、目指すはいつものラーメン屋。だがそんな彼らの前に、湘南への進出を狙うグループが現れた。湘爆への挑発行為を繰り返していく連中に、オトコ・江口のガマンもついに限界に達する。

無頼・殺せ

潮騒

歌島は、伊勢海の周辺が隅なくみえる、周囲一里にも満たない小島だ。北に知多半島、東から北へ遅美半島が延び、西には宇治山田から四日市にいたる海岸線が見える。年間漁獲高の八割を占める歌島の蛸漁は、十一月に始まり今はもう終わりに近く、寒を避ける、いわゆる落蛸を壺が待ち構えて捕える季節である。今日も新治たちを乗せた大平丸は、無事に浜に帰ってきた。浜辺では初江たちが別の舟を引き揚げているが、なかなかはかどらない。そのとき新治が現れ、舟はみるみる浜にあがった。その日、初江は初めて新治の顔をみた。新治は浜にあがると、いつものように灯台長へ魚を届けに行った。今日はでっかい平目だ。稼ぎを懐に入れた新治の足取りは特別に軽い。修学旅行にいく弟・宏の笑顔が目に浮かぶからだ。ところが新治は給料袋を落としたことに気づき、浜辺に引き返した。必死に探す新治の前に、ニコニコ笑った初江が現れた。給料袋を拾って家へ届けてくれたという初江に、新治は「ああ、助かった」と、感極まって涙を落とした。初江を思い寝付かれない新治の気配を察した母は「高嶺の花じゃ」と諭した。ぼんやりすることが多くなった新治は、弟から「初江さんのお婿さんになるのは、安夫さんという噂だよ」を聞いた。安夫は、東京の大学を卒業し、今は島の青年会のリーダー格だ。そんなある日、戦争中の遺物である“観的哨跡"に枯松葉をとりに行った新治は、マムシにかまれた初江を救けてやった。そして思いもかけず、安夫の婿の話は大嘘と聞き、心が晴れた。二人は、漁が休みになる嵐の日に再び会う約束をした。新治も、初江も、その日から朝起きると雲の行方を追った。そして黒雲が走るその日、新治は渚で桜貝を拾い、初江と観的哨で会った。ずぶ濡れの二人は焚火を囲み、自然に唇をかわした。初江の手の中で、新治から贈られた桜貝が、ひときわ美しく輝いた。数日後、初江は水吸場で、いきなり安夫に襲われた…。

侠花列伝 襲名賭博

昭和初期の湯治場上州鹿沢。芸者・志満は、追われた旅の博徒・柿沢高次を救った。二人の間には愛が芽生えた。しかし志満は、温泉を仕切る向田組の若棟梁・向田周吉の許婚だった。その頃、湯元の権利を狙っていた本堂組の源蔵、万蔵の父子は、高次を追ってきた太平組の太市ら兄弟と結託して、向田組の勧進賭博で、周吉に恥をかかせた。

ばあじんロード

探偵事務所23 銭と女に弱い男

大藪春彦の原作『探偵事務所23』を映画化した、ハードボイルドアクション・シリーズ第2弾。宍戸錠の出演100本記念作。銭と女に目が無い私立探偵が銃の密輸組織に挑む。
探偵事務所23の所長・田島英雄は、ある日ドライブ中に男の射殺体を発見した。田島は銭にならない仕事はゴメンとばかりに警視庁の熊谷に連絡し、自分はとっととピストル射撃場へ出かけた。射撃場で田島は劉と名乗る拳銃の上手い観光客と知り合った。田島と劉が試合をしていると、昭和鉄砲店の桜井がやってきて、競争相手の宮城鉄砲店に職人と顧客を取られたのでその原因を調べてくれと泣きついてきた。宮城は沖縄ルートで大量に銃を密輸入し、ナンバーを打ち変えて安く売りさばいていたが、桜井もやっていた。田島は桜井の足許をみて三百万の礼金を巻き上げ、さっそく宮城の店へ行き、銃を不渡り小切手で購入した。一方、部下の堀内は一味の店ドラゴンへ行き、客の会話を録音してきた。熊谷が自ら調査費用を持って、殺人事件の裏にある組織の動向を探ってほしいとやってきたからだ。この録音テープから劉も一味であり、射殺事件の黒幕らとも関係があることが発覚する。そんな時、不渡り小切手の件がバレた田島は、危うく宮城の店の地下室で殺されそうになる…。

コドモのコドモ

メキシコ無宿

メキシコに一大ロケを敢行した、宍戸錠主演の荒唐無稽な無国籍アクション。デンジャーマン(危険屋)のジョーが友人の身の潔白を証明するためメキシコに渡る。藤村有弘が殺し屋の中国人役で怪演!

死の断崖

菊島隆三の原作に松田優作を主役に据え、TVドラマとして映像化。尾形は北海道の貧しい炭坑町で生まれたが、苦労の末に一流商社に就職。仕事ぶりが評価され社長秘書となり、そのなかで社長令嬢の美千代と恋仲になる。だが娘を地方財閥の息子と結婚させようとしていた社長の怒りを買い、北海道支店への転勤を命じられてしまう。そこで、尾形は病身の社長を完全犯罪で死に追いやり、美千代と結婚して財産の完全掌握へと乗り出す…。

豚と軍艦

横須賀、ドブ板通り。水兵相手のキャバレーが立ち並ぶ一角で売春ハウスを営んでいた一家は、取り締まりで商売が立ち行かなくなり、豚の飼育を始める。そんなある日、幹部から死体処理を頼まれた元客引きの男は、世話をしている豚にその死体を食わせてしまう

昇り竜やわ肌開張

トップ屋取材帖 悪魔のためいき

黒いドレスの女

おヤエの家つき女中

大川博士一家に十年間奉公していたおヤエは退職金代わりに、アメリカに永住した博士の家を貰うことになった。家には月賦金が残っていたが、一部屋七千円で三部屋を貸すことで、一年後におヤエのものになるという。管理人として奔走するおヤエだったが...。

高原児

鉄火場の風

助っ人稼業

若い突風

河内のオッサンの唄

蘇える金狼

伝説の人気男優、松田優作が、大藪春彦の同名小説を原作に、サラリーマンとアウトローという2つの顔を持つ一匹狼に扮し、公開当時大ヒットした角川映画の人気アクション。先駆けるTV「太陽にほえろ!」などで人気爆発していた松田が、同じ角川映画としては「人間の証明」に続く作品となり、映画「遊戯」シリーズ3本やドラマ「大都会 PARTII」でも組んだ監督・村川透&撮影・仙元誠三らとチームを組み、国産ハードアクションの新境地を開いた要注目作。役作りのため海外で実銃射撃を経験するなど、俳優・松田はワイルドな魅力を従来よりアップ。銃撃戦の場面では村川監督ならではの長回し撮影も独自の迫力を発揮。ラストシーンのせりふは脚本にない松田自身のアドリブだという。
朝倉哲也は表向きは平凡なサラリーマンだが、夜は身体を鍛えて巨大資本乗っ取りを企んでいる。朝倉はある日、手に入れた麻薬で上司の愛人、永井京子を手なずけた。しばらくして会社幹部達の横領事件をネタに、桜井という男がゆすりに来ていることを突き止めた。朝倉は桜井と会社を巧みに利用して社長令嬢の絵理子と婚約することに成功するが、その一方で嫉妬に燃える京子は、ある決意をしていた。

えきすとら

大スターを夢見る若い男女の愛を描く。脚本は「俺とあいつの物語」の朝間義隆と同作の梶浦政男の共同執筆、監督も朝間義隆、撮影も同作の花田三史がそれぞれ担当。

錆びたペンダント

俺の故郷は大西部

危いことなら銭になる

紙幣印刷用のスカシ入り和紙十億八千万円相当が強奪され、運転手二人が殺されたという臨時ニュースに、拳銃の腕は無敵だがガラスの音に弱い“ガラスのジョー”こと近藤疑次は部屋を飛び出した。同じころ“週刊犯罪”の編集長・通称“計算機の啓"は、古いグラビアに載っている、贋金づくり日本一“坂本名人”の顔をにらんでいた。もうひとり、ニヤリと笑ってジムを飛び出したのは、通称“ブル健”こと芹沢健。三人の目的は、スカシ入りの紙を盗んだ連中に、贋幣の名人・坂本老人を高く売りこむことだ。肝心の坂本名人は、二日後に東南アジアから帰国予定。その日、羽田空港で顔を合わせたガラスのジョー、計算機の哲、ブル健の三人は顔なじみのためギョッとしたが、素知らぬ顔。ところがようやく姿を現した坂本名人は、ポーカーフェイスの秀、ビッグの修という二人の殺し屋に車で連れ去られてしまった。二人は、和紙輸送の運転手たちを殺した張本人だ。ジョーは秀の持っていた特殊拳銃を手がかりに、平和ビルの一室をつきとめた。だがそこには秋山とも子という若い美人がひとりだけ。彼女はパリ行の貯金をするために電話番のアルバイトをしている学生だった。そこにジョーの乗り込みを探知していた相手から電話がかかり、彼女もクビになってしまった。ジョーのせいで失職したと、どこまでもついてくるとも子に、さすがのジョーもがっくり。その頃、キャバレー・アカプルコの秘密の地下室では、坂本名人がせっせと銅版を掘っていた…。

夜の挑戦者

猫が変じて虎になる

ヨコハマBJブルース

刑事から転職し、いまでは横浜の場末のクラブで歌う、売れないブルースシンガーのBJ。歌手だけでは食えない彼は、私立探偵業もこなしてなんとか生活費を稼いでいた。ある日、BJは、かつての同僚の刑事・椋と再会するが、その最中、椋が何者かに狙撃されて死亡するという事件が発生。元恋人の民子を椋に奪われ、妻にされた腹いせに、椋の暗殺を仕組んだのだろうと疑われたBJは、取り調べと称してリンチを受けるはめとなる。

おヤエの女中の大将

人の好い庶民の代表おヤエさんが、笑いと涙の連続で描く爆笑人情喜劇。おヤエシリーズ第六弾。

将軍 SHŌGUN