マギーに関連する作品一覧
ハクタカ白鷹雨音の捜査ファイル
世界は笑う
ケラリーノ・サンドロヴィッチが描く昭和の喜劇人たちの人間ドラマ。瀬戸康史、松雪泰子ら総勢17人の豪華キャストが織り成す全員主役の群像劇! 戦後の色を残しながらも活気づいていた昭和32年の東京・新宿。その一角に常打小屋を持つ軽演劇の一座「三角座」があった。彦造(瀬戸康史)は、三角座の若手俳優である弟の是也(千葉雄大)を訪ね上京する。劇団では、若手俳優・大和(勝地涼)や、踊り子・撫子(伊藤沙莉)、古株俳優のトーキー(ラサール石井)、興行主の蛇之目(銀粉蝶)、貸本屋で働きながら劇団を手伝う初子(松雪泰子)らさまざまな人々が交差しており、高度経済成長期前夜の新宿という街で、悲しくもおかしい日々が繰り広げられていく。
嫌われ松子の一生
53才で殺害死体として発見された川尻松子の半生を、甥の笙がたどっていく。福岡で生まれ、病弱な妹の久美と育った少女時代を経て、松子は中学の人気教師となった。しかし、教え子の龍が起こした窃盗を庇ったことで退職に追い込まれ、その後は不幸な恋愛を繰り返しながら人生に翻弄されていく。
嘘の戦争
リカ ~自称28歳の純愛モンスター~
山中でスーツケースに入った死体が発見された。被害者の身元は3年前、逃走犯の雨宮リカに拉致され行方不明になっていた本間隆雄。警視庁捜査一課の奥山次郎は、潜伏中のリカをおびき寄せるため、偽名を使いマッチングアプリでリカを捜し出すことに成功。次第に"純愛モンスター"リカにのめり込んでいく。「やっと会える、雨宮リカ」ー捜査と共にリカにのめり込んでいく奥山を心配する婚約者の青木孝子は、同僚の梅本尚美と共に彼の部屋へと向かうのだが...。
ショコキ!
舞台は超高層ビルのエレベーター。偶然そこに乗り合わせた普通の6人と、もう一台に乗っていた人気お笑いグループ、ジョビジョバの6人。しかし突然事故に見舞われエレベーターが停止してしまう。驚愕と動揺の中、次第に理性を失い狂乱の渦へと飲み込まれていく普通の6人。一方ジョビジョバの6人はこの最悪の事態をネタに映画作りのアイデアを語り出す。
KERA CROSS第四弾「SLAPSTICKS」
劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の戯曲の中から選りすぐりの名作を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる連続上演シリーズKERA CROSS(ケラクロス)の第四弾。サイレント映画からトーキーへ、転換期を迎えるハリウッド。激動の時代に映画作りに情熱を注ぐ人々を、映画への愛と希望に溢れる一人の青年を通じて描く。
幅広い世代から支持を得る最注目の若手クリエイター・三浦直之(ロロ)が挑む劇作家・KERAの描く極上のロマンチック・コメディ!出演は木村達成、桜井玲香、小西遼生のほか、壮一帆、金田哲(はんにゃ)、マギーなど個性的なキャストが集結!
99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE
常に事実だけを追求し、99.9%逆転不可能と言われる事件で無罪を勝ち取ってきた深山(松本潤)。所属する斑目法律事務所の刑事事件専門ルームは、新所長となった佐田(香川照之)のもと、新米弁護士・穂乃果(杉咲花)も加わり、日々事件に挑み続けていた。ある日、彼らのもとに舞い込んできたのは、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件に関する依頼。その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘エリ(蒔田彩珠)が関わっていた。一見善良そうな南雲だが、果たして彼は敵なのか、味方なのか?深山たちは、村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力も得ながら、15年前の事件を徹底的に調べることに。やがてある可能性に行き当たり、奇跡の大逆転かと思われたが、それは巧妙に仕掛けられた罠だった…。事実だけを追求してきたはずの深山が、まさかの冤罪を生んでしまうことに!?斑目法律事務所に訪れた最大のピンチ!果たして深山たちは、0.1%の事実にたどり着くことができるのか―― ?
ひまわり
輝明は、海沿いにある故郷を離れて、東京で暮らしていた。そして今日も、同棲中の恋人、由香里と些細なことで喧嘩をしていた。テレビでは海難事故のニュース。そこで輝明は、小学校のクラスメイトだった真鍋朋美が行方不明になったことを知る。しかも、数日前の留守中に、彼女から電話があったと由香里が言う。輝明は戸惑いながらも葬式に出席するため故郷に戻った…。
金田一耕助VS明智小五郎
本家トキ屋拘蛟龍堂(こうりゅうどう)と元祖トキ屋拘蛟龍堂は長年いがみ合ってきた歴史を持つ薬問屋。万右衛門(まんえもん)が一代で起こした薬問屋で越歴丸(えれきがん)という薬を開発、万右衛門が病に倒れた後は2人の愛弟子に調合法を伝授。愛弟子は犬猿の仲だったため憎み合った末に本家と元祖という2つのトキ屋拘蛟龍堂が生まれてしまった。ある日、ついに事件が起きる。本家の長男喜一郎(遠藤要)が元祖の若旦那、丸部長彦(忍成修吾)のもとに殴り込みもみ合いの末、長彦に劇薬をかけて失踪してしまうという事件が起きる。
2年後。東京、下町。金田一耕助(山下智久)は事件を1つ解決し新聞にも初めて取り上げられたものの、家賃も滞らせてしまうほどまだまだ駆け出しの探偵。そんな、金田一のもとに依頼が舞い込み、早速依頼者の元に走る。場所は大阪。向かったのは本家トキ屋拘蛟龍堂。依頼者はトキ屋拘蛟龍堂の長女で喜一郎の妹、初恵(武井咲)だった。その美しさに息をのむ金田一。初恵は最近何者かに尾行されているという。が、まだこの時はこの先に待ち受けている世にも残忍かつ冷酷、そして巧妙なトリックの上にトリックが潜む事件だとは金田一も知るよしもなかったのだった…。そのころ新聞で金田一が偶然現場にいたことにより、事件解決という記事を読んでいる明智小五郎(伊藤英明)の姿が。金田一に興味を持った明智は、早速金田一の元を、身分を隠して訪れるのだった。
【原作】芦辺拓『明智小五郎対金田一耕助』(原書房)
99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇 〜映画公開前夜祭〜
松本潤主演の映画「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」公開に合わせて、人気シリーズの完全新作スペシャルドラマをお届け!松本は、今回も超型破りな弁護士・深山大翔(みやま・ひろと)を演じ、上司の敏腕弁護士・佐田篤弘(さだ・あつひろ)を香川照之が続投。新ヒロインとして杉咲花が参加し、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果(こうの・ほのか)を演じる。SEASON Ⅰでは検察官、SEASON Ⅱでは裁判官と対峙してきた深山だが、今回、立ちはだかる敵は弁護士。その弁護士・南雲恭平(なぐも・きょうへい)を西島秀俊が演じる。 【ストーリー】 99.9%有罪と見なされた案件でも、残された0.1%の事実を納得するまで追求し無罪を勝ち取る弁護士・深山大翔(松本潤)が勤める斑目法律事務所は、所長が佐田篤弘(香川照之)に変わっていた。その就任パーティー会場で、佐田は大手自動車メーカーの会長・若月昭三(石橋蓮司)から、新米弁護士の孫娘を育ててほしいと頼まれる。一方、深山は拘置所で依頼人・大島浩二(児嶋一哉)のもとにいた。大島は下着窃盗犯で逮捕、起訴され、否定するものの、状況証拠から有罪は揺るぎない。そもそもこの案件の弁護は河野穂乃果(杉咲花)が担当していて、情状酌量を勧めたものの、絶対にやっていないと言う大島が無罪を勝ち取るため深山に依頼替えをしたのだ。深山は早速、大島の話をもとに気仙沼へ向かうが、なぜか穂乃果もついていくことに。数日後、斑目法律事務所にやって来た穂乃果。彼女が若月の孫娘だったのだ。若月からは民事の弁護士として育てるよう依頼を受けていた佐田だが、穂乃果の要求を受け入れ若月には秘密で刑事弁護で働かせることに。そんなある日、政治家の収賄事件の依頼が舞い込む。次期市長候補・岡部康行が賄賂を受け取ったとして逮捕されたが、岡部は否認。しかし賄賂を送った円谷は罪を認めて有罪が確定しており、結審した収賄事件をひっくり返すのはほぼ不可能に近かった。深山と佐田は円谷の弁護を担当していた南雲恭平(西島秀俊)を訪ねるが、温厚な顔の裏に隠されたグレーな弁護手法を感じ取り警戒を強める。そして、南雲は深山が担当する裁判の検察側とも裏で接触していて、深山たちの前に立ちはだかる。果たして、深山は事実を見つけ出すことができるのか!?
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
副総監誘拐事件から5年後の2003年の3連休の初日11月22日、湾岸署管内で婦女暴行事件とスリ事件が発生する。さらに管内で会社役員の他殺体が発見され、警視庁捜査一課は湾岸署に捜査本部を設置する。本庁初の女性管理官=沖田仁美警視正が本部長として指揮をとり、室井慎次警視正がそのサポートをすることになった。それと同時に警視庁が湾岸署管内に秘密裏に設置した監視カメラシステム「C.A.R.A.S.(Criminal Activity Recognition Advanced System)」による捜査も開始され、青島や同僚の恩田すみれがその任務に就くが、その監視網をあざ笑うかのように第2の殺人事件が起きてしまい、室井はその責任を取って、監視ルームに実質軟禁されることになる。
私は貝になりたい
第二次世界大戦中の昭和19年。高知県幡多郡清水在住の清水豊松は気の弱い平凡な理髪師。戦争が激化する中、足の悪い豊松にも召集令状がきた。内地の部隊に配属され厳しい訓練の日々を送っていたある日、撃墜された米軍B-29の搭乗員が裏山に降下した。山中探索の結果、虫の息であった搭乗員が発見され豊松は、隊長から搭乗員を銃剣で刺殺するよう命じられたが失敗し兵も既に死んでいた。終戦後、豊松は除隊し無事に帰郷する。しかしある日、特殊警察がやってきて捕虜を殺害したBC級戦犯として逮捕され裁判で死刑宣告される。
アイデン&ティティ
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
探偵がよく行くショーパブの従業員で、友達でもあるオカマのマサコちゃんが殺害される。捜査が進まない中、「マサコちゃんは政界の闇に触れて殺された」といううわさを耳にした探偵のもとに、彼を尾行してきた女から事件究明の依頼が舞い込む。
インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜
おそらく、日本の明治時代のある地方。アメリカ人文筆家のクリス(ビリー・ドラゴ)は、愛する優しい日本人女性・小桃(Michie)の行方を求め、日本各地を放浪していた。彼が川の中にある浮島の遊郭を訪れると、小桃の姿を発見することはできなかったが、客引きを全くせず薄暗い部屋の奥で座っている、妖しい雰囲気の女郎(工藤夕貴)を指名した。クリスは一夜を過ごすことになったその女と話すうち、彼女の醜い素顔を初めて知って驚く。顔面の右側が上部に引っぱられるように歪んでいて、これでは男の情欲を萎えさせてしまうに違いないと考える。彼女は哀しい眼をしながら、「ウチの顔、ぼっけえ、きょうてえ(岡山地方の方言で、とても怖いという意味)じゃろ……でも、ウチのアソコはしまりがいいと評判なんじゃ」と優しく話しかけてくる。やがて女は自らの悲惨な身の上を語りつつ、クリスが探す小桃のことを話し始めた。女郎として売られこの遊郭にやってきた小桃は、愛する男のきっと迎えにくるとの約束を信じていたが、ある日、自殺してしまった。それを聞かされたクリスは、激しく落ち込むが、その話は真実なのかと疑問に思う。まだ怖ろしい夜は、始まったばかりであった……。
縁の下のイミグレ
近藤秀将の著書「アインが見た、碧い空。あなたの知らないベトナム技能実習生の物語」を原案に、技能実習生の少女と彼女を取り巻く人々を描いた社会派ブラックコメディ。モデルとして活動するナターシャが主演を務め、「東京リベンジャーズ」の堀家一希、「風が強く吹いている」の中村優一が共演。監督・脚本は「君たちはまだ長いトンネルの中」のなるせゆうせい。
発展途上国で暮らす家族を支えるため技能実習生として日本へやって来たハインは、職場の工場で不当な扱いを受けていた。そんな彼女の状況を不憫に思った知人・土井は、ネットで見つけた行政書士事務所に相談することに。土井は曲者の行政書士・近藤らと話す中で、技能実習生の制度が抱える闇について知っていく。近藤は本来の仕事の範疇を超えて、ハインをサポートする監理団体に直談判するが……。
ラストコップ THE MOVIE
30年の昏睡からよみがえった神奈川県警横浜中央警察署の刑事課巡査部長・京極浩介は、何度も危機的な状況を乗り越えてきたが、その不死身ともいえるパワーにかげりが見え始める。京極が自らの生きざまを相棒の望月亮太に引き継ごうとする中、最新鋭の人工知能が原因の事件が発生。京極は、超ハイテクな人工知能と対決することになる。
薔薇色のブー子
探偵はBARにいる3
ある日、高田が探偵に、行方不明になった大学生の麗子の捜索話を持ってくる。調査を進めていくと、彼らはモデル事務所の美人オーナー・マリにたどり着く。探偵と高田はミステリアスなマリに振り回されるうちに、やがて大きな事件に巻き込まれてゆく。
ワイルド・フラワーズ
東京駅お忘れ物預り所
パーフェクトワールド 君といる奇跡
インテリアデザイン会社で働く川奈つぐみ(杉咲花)は、ある日、設計事務所に勤める高校の先輩であり初恋の人である鮎川樹(岩田剛典)と再会する。樹は、事故によって車椅子の生活を余儀なくされていた。樹との恋愛はできないと思っていたつぐみだったが、彼の真っすぐさに触れ、かつての思いがよみがえる。一方、恋愛を諦めていた樹は、素直で優しいつぐみのことを少しずつ好きになっていくが......。
ALWAYS 三丁目の夕日 '64
前作から5年経った1964年(昭和39年)、日本は東京オリンピックの開催を前に国全体が活気付き、東京においても近代的なビルや首都高速道路などの建設ラッシュで土地開発が進んでいた。そんな急激な時代の流れの中でも、夕日町三丁目とその住民たちはいつも変わらない雰囲気を残していた。 今作で晴れて夫婦となった茶川とヒロミ。そして今作で高校一年生になった淳之介は仲良く三人で暮らしていた。茶川は『冒険少年ブック』で連載を続けるも新人作家に人気を奪われ大ピンチ。そんな茶川を陰で支えるヒロミは身重だが生活のため居酒屋を切り盛りする。淳之介は東京大学を目指して猛勉強するも、内心は夢である小説家になることを忘れられない。 一方で、向かいの「鈴木オート」では将来は海外へ展開したいと野望を持っている則文と内助の功で夫を支える妻・トモエ。そんな両親を持つ一人息子・一平は思春期に入り、鈴木オートを継ぐことを嫌がり、リードギターに明け暮れる毎日。住み込みで働く六子にはあるふとしたきっかけで出会った医師・菊池との出会いでいよいよ春がやって来る。 そんなある日、茶川のもとに20年前に勘当された父・林太郎の危篤を知らせる電報が届く。
ALWAYS 続・三丁目の夕日
東京下町の夕日町三丁目、自動車修理工場を営む鈴木家に親戚の女の子・美加が預けられることになった。父親が事業に失敗し、出稼ぎに行くのだ。しかしお嬢様育ちの美加はなかなか鈴木一家や夕日町の人々になじめないでいた。一方駄菓子屋の茶川は、黙って去って行ったヒロミを想い続けながら淳之介と暮らしていた。そんなある日、淳之介の実父とみられる川渕が再び息子を連れ戻しにやって来た。 そこで茶川は、人並みの暮らしをさせられる証しを必ず見せるからと頼み込み、改めて淳之介を預かった。 大きな事を言ったはいいが、どうやって安定した生活を見せられるのか。やけ酒に酔いつぶれる茶川ではあったが、翌朝、一度はあきらめていた“芥川賞受賞”の夢に向かって黙々と執筆を始める茶川の姿があった。 それを見た鈴木オートやまわりの皆は、心から応援し始めるのだった。 茶川が芥川賞へ向けて全力で書き上げた内容とは、それはなんとも川のせせらぎのように純粋な物語であった。鈴木オートや商店街の人たちは殆どの人が茶川の書き上げた本を買い何度も読み、泣く人、感動する人、あのころを思い出す人など、人それぞれが違った観点をもち茶川を支えていくのである。はたして黙って去っていったヒロミとの運命はいかに。
ALWAYS 三丁目の夕日
昭和33年春、東京の下町、夕日町三丁目にある鈴木オート。そこに集団就職列車に乗って青森から集団就職で六子(むつこ)がやってくる。六(ろく)ちゃんと親しまれるが、実は大企業に就職できるかと期待していた六子は、小さくて古臭い下町工場の鈴木オートに内心がっかりしていた。 その向かいにある駄菓子屋「茶川商店」の主人・茶川竜之介は小説家。茶川は居酒屋「やまふじ」の美人店主・石崎ヒロミから見ず知らずの子供・古行淳之介を酔った勢いで預かってしまう。帰すに帰せず、二人の共同生活が始まる。
SURVIVE STYLE5+
サヨナライツカ
1975年、タイ・バンコク。航空会社のエリート社員・豊は婚約者の光子を東京に残し、バンコク支社に赴任。そこで艶やかな女性・沓子と出会う。ホテルのスイートルームに住み、金にも愛にも困らない奔放な沓子。そんな彼女に豊は惹かれ、情事を重ねていく。だがそれも結局は、光子との結婚までの間のこと。結婚式を目前に控え、豊は沓子と別れようとするのだが……。
築地魚河岸三代目
一流企業に勤める旬太郎(大沢たかお)は、大がかりなリストラの陣頭指揮を任される。やり場のない気持ちに悩んでいた彼は、ひょんなことから恋人の実家の家業である築地市場の仲卸業を手伝うことになる。魚河岸独特のルールや人間関係に悪戦苦闘する中、サラリーマン生活に疑問を感じはじめた彼は、会社を辞めることを決意する。
透光の樹
CM制作会社を経営する今井郷は、仕事のついでに金沢の鶴来町に立ち寄った。かつて取材した刀鍛冶、山崎火峯のもとを訪れた彼はそこで火峯の娘、千桐と再会を果たす。高校生だった25年前の面影そのままの千桐に、当時くすぶっていた彼女への想いがわき上がる郷。
DEATH NOTE the Last name
月はキラ対策本部に参入することに成功し、月とLの壮絶な頭脳戦が始まった。 一方、別の死神レムのデスノートを手に入れた少女・弥海砂(あまね ミサ)が現れる。海砂は、自らの寿命の半分と引き換えに、顔を見るだけで相手の名前と寿命が見える死神の目を得て、自身を「第2のキラ」と称してキラを否定する者を消し去っていく。
グミ・チョコレート・パイン
会社をクビになり実家に戻った賢三が、1年前に自殺した高校時代の同級生、美甘子からの手紙を発見する。そこに記された意味深な言葉に悩む彼は、美甘子にあこがれていた冴えない青春期を回想していく。
世界の中心で、愛をさけぶ
婚約者である律子が、引っ越しの荷物の中から偶然見つけた1の古いカセットテープを持って、突然失踪した。彼女の行き先が自分の故郷・四国の木庭子町であることを知った朔太郎は、彼女の後を追って故郷へと向かうが、そこで彼は高校時代のある記憶を辿り始める。それは、初恋の人・亜紀と育んだ淡い恋の想い出。しかし、その亜紀はやがて白血病で倒れ、辛い闘病生活を強いられてしまう。そして、次第に弱っていく彼女を見て、自分の無力さを嘆くしかない朔太郎は、彼女の憧れの地であるオーストラリアへの旅行を決行するのだが、折からの台風に足止めをくらいふたりの願いは叶わず、空港で倒れた亜紀は、その後、還らぬ人となるのだった……。そんなふたりの関係に、実は律子が関わっていた。入院中、朔太郎と亜紀はカセットテープによる交換日記のやり取りをしていたのだが、その受け渡しを手伝っていたのが、亜紀と同じ病院に母親が入院していたまだ小学生の律子で、彼女の失踪もそれを自身で確かめる為だったのである。果たして、亜紀の死やテープを届けていた相手が現在の恋人である朔太郎であったことを知った律子は、自らも事故に遭ったせいで渡せなかった“最後のテープ”を迎えに来た朔太郎に渡す。それから数日後、約束の地・オーストラリアへと向かった朔太郎と律子は、最後のテープに録音されていた亜紀の遺志を叶えるべく、彼女の遺灰を風に飛ばした。
クライマーズ・ハイ
1985年8月、群馬県御巣鷹山に日航ジャンボ機が墜落。未曾有の大惨事を取材することになった地元新聞の記者たちの激動の一週間を、緊迫感あふれるタッチで描く。
AI崩壊
天才科学者の桐生 が開発した医療AI「のぞみ」が、国民の膨大な個人データを基に、人間を選別し殺りくを始める。人々がパニックに陥る中、AIを暴走させたテロリストと断定された桐生は逃走を図るが、警察のAI監視システムによって徐々に追い詰められていく。一方、桐生の義弟で「のぞみ」を運営する企業の代表を務める西村 は、事態の収束に動いていた。
新・暴れん坊将軍
八代将軍・徳川吉宗(松平健)の治世となって二十有余年――。享保の大飢饉をきっかけに不況に苦しむ民を救うため、吉宗は日々対策に追われていた。また、還暦を控えた吉宗は後継問題にも頭を悩ませていた。吉宗には3人の息子がいたが、嫡男の家重(西畑大吾)は病により、右腕が動かず、顔にもこわばりがあってうまく言葉を話すことができない。それゆえ、城内では次男の宗武(駒木根葵汰)こそ次期将軍にふさわしいと推す声が少なからず上がっていたのだ。そんな中、久しぶりに貧乏旗本の三男坊“徳田新之助”として町に出た吉宗は、材木商の娘・おきぬ(藤間爽子)が人買いにからまれているところに遭遇。すぐさま助けに入ったところ、洋剣“レイピア”を左腕で華麗に操る謎の男が助太刀に現れた。吉宗は、べらんめえ口調で商家の三男坊“徳長福太郎”を名乗る彼の剣さばきに目を見張るが、その福太郎こそ自身の長男・家重であることに気づく。右腕と顔に麻痺がある家重が洋剣を使いこなし、流ちょうに江戸言葉を話すとは、いったい家重に何が起きたのか!? 吉宗は驚きを隠せず…。
農家のミカタ
未解決の女 警視庁文書捜査官~緋色のシグナル~
Making of Death Note: The Last Name
姑獲鳥の夏
1952(昭和27)年、夏の東京。小説家の関口はちまたで広まる、産婦人科の大病院である久遠寺医院の娘・梗子が、妊娠20カ月目を迎えたのに一向に出産する気配がなく、しかも彼女の夫は1年半前に医院の密室から忽然と消え、以来、行方不明となっているという不思議な噂を耳にする。雑誌の依頼で事件を取材することになった関口は、古本屋の店主にして神社の神主でもある、博覧強記の友人・京極堂に相談を持ちかける。
ラストコップ
1985年。型破りだが熱すぎるほどの情熱で数々の事件を解決してきた刑事の京極(唐沢寿明)は、凶悪犯のカグラを追いつめた。しかしその瞬間、仕掛けられた爆弾が爆発。京極はそのまま昏睡状態に陥り、30年間眠り続けることに…。
そして2015年のある日。突如目覚めた京極は、妻の加奈子(和久井映見)の元を訪れる。しかし、再婚した加奈子から拒絶され、暴れていたところを若手刑事の亮太(窪田正孝)に逮捕されてしまう。そのまま横浜中央署に連行された京極は、かつての後輩・鈴木(宮川一朗太)や上司の鯨井(田山涼成)と再会。
早速刑事の職に復帰することになる。しかし30年間眠っていた京極にとっては、スマホやパソコンなどの最新機器や、喫煙マナー、セクハラ・パワハラ等々の「新常識」は理解不能!現代のルールを豪快に無視して、バディを組むことになった亮太を困らせてばかりだ。そんな中、京極と亮太は世間を騒がせている2人組の犯罪者「シーサー」が狙っているあるイベントの警備を担当することになり、現場でシーサーらしき男を発見するのだが…!?
風間公親-教場0-
右目の義眼は、風間が刑事時代、捜査中に何者かに襲撃されて負った傷であったことが判明したが、風間を襲った犯人の正体と、風間が警察組織に対して持つ激しい恨みの理由までは明らかにならなかった。今作では、風間がなぜここまで冷酷無比な人格となったのか、その謎が明らかになる。物語は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代。そこは“風間道場”と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムだった。風間とともに殺人事件の現場に臨場し、完全犯罪を目論む犯人や挑戦的な容疑者の前で、事件捜査の基本を試され、叩き込まれていく、さながら“事件現場自体が教場”とも言えるOJT(On The Job Trainingの略称)型の事件捜査。「残念だが君には見込みがない。交番勤務に戻ってもらう。これにサインして持ってこい。いつにする、明日かあさってか、何なら今でもいい」。『教場』での風間を思い起こさせるこの言葉。刑事失格の烙印(らくいん)を押された刑事たちは、風間流の事件捜査を学び、自らの無力さを感じ取ることになる。両方の“眼”で誰よりも早く真相を見抜いている風間が、あえて後輩刑事に「自分で考えてみろ」と促すことによって、事件を解決に導いていくと同時に、後輩刑事の抱える秘密やトラブルをも、時に冷徹なまでの観察眼で見抜いていく。やがて、後輩刑事たちはひとりずつ“風間道場”を卒業していき…。初めて風間公親という人物のキャラクターそのものに深く切り込んでいく『教場』シリーズの原点で、始まりとも言える物語。
私立探偵 濱マイク
濱マイクは、横浜・黄金町にある映画館・横浜日劇の屋上に事務所を構える私立探偵。彼は情に流され、頼まれると断れずにさまざまな事件に巻き込まれる。そんな日々のなか、今日も彼のもとには奇妙な依頼が転がり込んできて、解決のために奔走する。
コインロッカー物語
新宿駅のコインロッカーの預かり所で番をしている星川の元にプチ家出中の女子高生葉山未来が居候として勝手に泊まりこみ、ロッカーで持ち主の現れない人の身辺捜査を始める。未来はコインロッカーに近づくと病的に黙り込む等の異常な習性があり、後に生後間もなく彼女は駅のコインロッカーに入れられ、幸運にも助かったコインロッカーベイビーの高校生だった・・・
鼠、江戸を疾る
嘘の戦争
母と弟を殺し、自ら無理心中した父――けれどそれは、仕組まれた殺人事件だった。その犯人の顔を見てしまった9歳の主人公・浩一は、警察に「犯人は父ではない、自分は真犯人の顔を見た」と繰り返し証言するが、信じてもらえない。それどころか、「嘘つき」と呼ばれ、親戚からも、奇異な目で見られることに。やがて彼は呼び名の通り、巧みな嘘つきに成長。タイに渡り、名前を変えて、偽の経歴を手に入れて、詐欺師になった彼は、記憶の中の真犯人と再会する。彼は復讐することを誓い、日本に戻ってくる。事件当夜に起こった真実に迫る中で浮上する関係者たち。30年の時を経て、その事実を知った浩一は、詐欺師ならではの手法で、その事件関係者たちに罠を仕掛ける。さらに、スキャンダルを暴き、犯罪者としての顔も暴き、社会的に抹殺しようとする浩一、しかしそれを阻もうとする大企業の社長との間でし烈な攻防戦が繰り広げられていく…。
わたしの一番最悪なともだち
就職活動で連戦連敗中の大学4年生・笠松(かさまつ)ほたるには、ある“天敵”がいる。
小中高も一緒、そして、今も家の近くに住んでいる同級生の鍵谷美晴(かぎや・みはる)、そのひとだ。
クラスのもめ事にも正論で返し、さまざまなアクシデントも創意工夫で乗り越える。いつも自分の前でまぶしいスポットライトを浴び続ける存在。そんな幼なじみのキャラで自分を装い、入社試験に臨んだとしたら・・・
「わたしにとってこんな自分だったらいいのには、鍵谷美晴だった」
美晴の個性を自分のものとして偽り、提出したエントリーシートは、なんと通過。どう受け止めたら良いのかわからぬまま、次の面接、次の面接と、笑顔で嘘をつき続けていく・・・。
時は流れ、3年後。無事に内定を得たほたるは、有名大手企業でバリバリと仕事をこなしている。そんなとき、エントリーシートを拝借した相手である美晴本人に街でばったり再会する。ほたると美晴、浅からぬ縁の二人は、果たしてお互いを許し合えるのだろうか?
99.9 -刑事専門弁護士-
本作は連続ドラマとしては初めての「刑事専門弁護士」をメイン題材にした「リーガル・エンターテインメント」作品である。1話完結形式であり、連続ドラマとしては初めて「刑事専門弁護士」に特化したドラマとして制作されたという。タイトルの「99.9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率99.9%を意味しており、残された0.1%の無罪を解き明かす弁護士が本作の主人公である。
絶対零度
2009年11月1日、警視庁刑事部捜査一課内に「コールド・ケース」と呼ばれる時効直前の未解決事件を検証し直す専従捜査部署特命捜査対策室が実際に新設された。
Season1では、その「特命捜査対策室」を舞台に、未解決事件を紐解いていくストーリーである。
Season2では、巧妙化する特殊犯罪を扱い、秘匿のうちに表面化しない事件を捜査する「特殊犯罪捜査対策室」に舞台を移している。
Season3では、表向きは資料課分室で、裏ではキャリア捜査官の東堂定春が指揮を執り、AI"ミハンシステム"を活用し、これから起こりうる犯罪を未然に阻止する「未然犯罪捜査班」に舞台を移している。また、桜木、山内以外の役者が一新となったが、「Season2」までに出演した役者が新シリーズでも同じ役柄でゲスト出演する。
遺留捜査
警視庁捜査一課・科学捜査係を舞台に、遺留品から真実に迫っていく!鑑識員たちが集める”遺留物”や”遺留品”を分析し、決定的な証拠を特定。犯人逮捕に至る…。このドラマの主人公・糸村聡(上川隆也)は、そんな現代の科学捜査のセオリーとは異なる方法で犯人を追い詰めていく。
刑事7人
物語は「警視庁遺失物センター」に所属していた主人公・天樹が、新たな部署に配属されるところから始まります。その異動先とは…「どんなに手柄を挙げようとも、一度配属されたら二度と表舞台に戻ることはできない“刑事の墓場”」、「札付き刑事たちの追い出し部屋」と揶揄される「警視庁捜査一課12係」。実は、天樹も然ることながら、12係のメンバーはいずれも警視庁屈指の精鋭にして、個性派ばかり! 彼らは互いにぶつかり合いながらも、一人では解決できない謎を補完し合い、難事件を解決していきます。そんな12係のメンバーを演じる俳優たちも、類まれなる実力と個性をもった面々が勢ぞろいしました! 人間観察のプロフェッショナルで“リーダー的存在”として活躍する熱血刑事・沙村康介には髙嶋政宏、ことあるごとにラボにこもる情報分析のエキスパート・山下巧には片岡愛之助、正義感は強いが慢性的にやる気のない刑事・永沢圭太には鈴木浩介、帰国子女で肝の据わったクールな女性刑事・水田環には倉科カナ、敵か味方か分からない(!?)結果至上主義の係長・片桐正敏には吉田鋼太郎をキャスティング。東山とともに、濃厚かつ独特な魅力にあふれる登場人物たちを、生き生きと演じていきます。さらに、12係と連携する法医学の権威、堂本俊太郎に扮するのは北大路欣也! 時に鋭い目を持ち、東山をはじめとする12係メンバーと深い人間関係を築いていきます。これ以上はないと言っても過言ではない役者陣が命を吹き込む、天樹をはじめとする7人の“我が道を行く精鋭たち”。彼らが捜査の過程で織りなす人間模様と、徐々に形成されていくチームワーク、そして一癖も二癖もある活躍ぶりにぜひご期待ください!
探偵が早すぎる
高校生の一華は、家政婦の橋田と二人暮らしをしていたが、父・瑛の死に伴って、5兆円という莫大な資産を相続する。本家の大陀羅(だいだら)一族はその遺産を狙い、一華を事故死に見せかけるため、いろいろなトリックを用いて殺害しようと試みる。橋田は一華の命を守るため、「早すぎる探偵」千曲川を雇う。千曲川は、犯人の殺人トリックをトリックで仕返しする「トリック返し」により、事件が起こる前に解決する極めて特殊な探偵であった。麻百合は、朱鳥の命令を受け、七友商事に勤める鏑木秀英に、一華を殺すための犯罪計画を立ててもらうことにする。彼は小麦を使った犯罪を思いつき……。さらに製薬会社で営業をしていた若竹友成は、六強に依頼される。彼が思いついたのはシドニージョウゴグモという毒グモを使った暗殺計画。彼は蜘蛛を入手すべく盗みに入るが、隣人が帰ってきてピンチに陥る。透と乃亜は、児童養護施設から逃げ出してきて、線路下の歩道トンネルの中に身を隠していた。そこで2人は、白いコートを着た女の人と会う。女は2人にある“悪戯”を提案する。親戚が集まり、四十九日の法要が始まった。様々な思わくがうずまく中で、焼香中に早速壬流古が仕掛けたトリックを発動させる。牟太は、大学の後輩である佐野修平が発案したトリックを墓地に仕掛ける。しかし、その墓地には紗霧もトリックを仕掛けており……。そんなこんなでホテルの会食まで生きてこれた一華。しかし、このホテルでは待ってましたと言わんばかりのトリックの嵐が一華を襲う。早すぎる探偵vs最恐の一族。世紀の大バトルが幕を開ける。
はるか17
就職活動で人生初のつまずきを経験した22歳の純朴な女子大生・宮前遥が、ひょんなことから17歳の新人アイドル・はるかとして芸能界デビューすることに! 戸惑いながらも、本当の自分を見つけ出し、人々を魅了し愛されるタレントとしての才能を開花させていく遥。そんな彼女の奮闘ぶりを、個性豊かな登場人物たちと共に描くコミカルテイストのサクセスストーリー。
リテイク 時をかける想い