常田富士男に関連する作品一覧
天空の城ラピュタ
鉱山町で、見習い機械工として働く少年パズーは、ある日、空から降ってきた不思議な少女シータと出会う。2人は、シータの身に着けていた不思議な「飛行石」を狙う様々な陰謀に巻き込まれていく。
うなぎ
かつて、妻の浮気に逆上し妻を殺してしまった男・山下拓郎。以来、極度の人間不信に陥った山下は仮出所後、理髪店を営みながらも人々との交流を避け、本音を明かす唯一のパートナーとして“うなぎ”を選ぶ。ある日、山下は河原で自殺未遂の女性・桂子を助ける。桂子は恩返しにと理髪店の手伝いを申し出て、山下は渋々雇うことにするが…。
楢山節考
深沢七郎の同名小説の、木下恵介監督作品に次ぐ2度目の映画化。今村昌平監督が、因習により山に捨てられる老婆と、その息子の心の葛藤を描いた人間ドラマ。1983年のカンヌ国際映画祭グランプリ受賞。信州の山深い寒村。いまだ元気に働くおりんだったが、今年、楢山まいりを迎えようとしていた。それは、70歳の冬に皆、息子に背負われ楢山へ捨て置かれるという村の掟のこと。神に召されると喜ぶおりんに対し、息子・辰平は気持ちの整理がつかない……。
座頭市と用心棒
映画ファン待望の2大スター対決が実現し、シリーズ最大のヒットを記録した第20作。蓮華沢の里を3年ぶりに訪れた盲目の渡世人、座頭市。だが村の平和は、小仏の政五郎と生糸問屋の烏帽子屋弥助という2大勢力の対立によってすっかり脅かされていた。市が里に戻ってきたと知った政五郎は、早速、凄腕の用心棒・佐々大作に市の暗殺を命じ、大作もまた100両の金に釣られてその仕事を請け負う。かくして両者はひとたびあいまみえるが、お互いの実力を見てとった2人は、再度の勝負を約束して一旦は別れるが...。
コミック雑誌なんかいらない!
TVの芸能レポーター木滑は、取材拒否や暴力にも「恐縮です」の一言で乗り切る低姿勢のハイエナ。怪物と化したワイトショーやジャーナリズムの中で、果たして彼は何を見い出すのか?
季節風
喧嘩道
大誘拐 RAINBOW KIDS
天藤真が1978年に発表して第32回日本推理作家協会賞を受賞し、週刊文春が2001年に行なった「20世紀傑作ミステリーベスト10」では国内部門の堂々第1位に選ばれた「大誘拐」。この小説に惚れ込んだ岡本監督が、長年の映画化の夢をついに実現。誘拐された老女が誘拐犯たちを逆に手玉に取り、国やマスコミを相手に前代未聞の大バクチに打って出るさまを、同監督ならではの反骨精神満載で小気味よく活写。ベテランの個性派女優・北林も会心の演技を披露。数々の映画賞に輝き、痛快無類の傑作に仕上がった。
健次ら、刑務所帰りの若者3人組は、紀州一の山林王である大金持ちの老女・柳川とし子の誘拐を計画。彼女が山歩きに出るところを待ち伏せして、誘拐に無事成功する。ところが、彼らから身代金の要求額が5000万円と聞かされたとし子は、「自分を見損なってもらっては困る、身代金は100億円や!」と、当の本人が前代未聞の法外な身代金を要求。かくして和歌山県警本部長・井狩と、とし子の知力を尽くした壮絶な戦いが始まる。
侍
幕末の1860年冬、時の幕府の大老・井伊が暗殺される<桜田門外の変>が発生。長らく続いた江戸の幕藩体制が大きく揺らぐことになったこの歴史的事件に参加したひとりの浪人には、実はなんとも意外で皮肉な過去が隠されていた……。過去に何度も映画化されていた郡司次郎正の人気大衆小説「侍ニッポン」を、名脚本家の橋本忍が脚色し、岡本監督が重厚なタッチで再映画化。戦後の日本映画界を代表する大スター、三船敏郎が訳ありの主人公を貫録たっぷりに演じるほか、新珠三千代、伊藤雄之助ら、共演陣も豪華多彩。
万延元年2月17日、星野監物を首領とする水戸の脱藩浪士たちは、時の幕府の大老・井伊直弼を亡き者にしようと暗殺を計画し、桜田門外で彼の登城を待ち受けるが、井伊はその日姿を見せず、計画はいったん中止。誰かが計画を外に漏らしたのでは、と裏切り者の詮索が始まる中、彼らの仲間に加わった尾州浪人の鶴千代と上州浪人の栗原に疑いがかかる。やがて栗原の容疑が濃厚になり、星野は鶴千代に栗原を斬れと命じるのだが……。
蜘蛛の湯女
江戸の初め慶長年間に出現したといわれる湯女風呂を舞台にした風俗映画。
銀河鉄道の夜
星祭りの夜、居場所を失い、孤独をかみしめながら登った天気輪の丘で、銀河鉄道に乗り込み、親友カムパネルラと銀河めぐりの旅をしばし楽しむ。二人は旅の中で出会う様々な人の中に次々と生きる意味を発見して行く。
悪魔の手毬唄
岡山と兵庫の県境にある山村・鬼首村。そこに村出身の人気美人歌手・別所千恵が帰省して以来、恐ろしい殺人事件が連続して発生する。しかも一連の事件は、村に古くから伝わる手毬唄の歌詞の通りに行なわれていることが判明する。私立探偵・金田一耕助は、どうやら事件の原因に仁礼家と由良家という村の旧家同士の確執があることを察知し、20年前にやはりこの村で起きた殺人事件の謎へと遡っていく。
ユニコ 魔法の島へ
2つ目の窓
奄美大島で生活している16歳の界人と同級生の杏子。ある日、島の人々の相談を受けるユタ神様として生きてきた杏子の母イサが、難病で余命わずかなことがわかる。杏子を励ましながらも、神と呼ばれる者の命にも限りがあることに動揺する界人。そんな中、恋人のいる母・岬が醸し出す女の性に嫌悪感を抱いた彼は、衝動的に幼少期に別れた父のいる東京へと向かう。久々に父子一緒の時間を過ごして島に戻った界人だが、岬の行方がわからなくなったという知らせが飛び込んでくる。
死にゆく妻との旅路
石川県七尾市で小さな縫製工場を営んでいた清水久典は、安価な中国製品の台頭で経営が傾き、ついには4000万円もの借金を背負うことになる。懸命に金策に奔走するものの成果はあがらず、やがて久典は大腸癌の手術から退院した11歳年下の妻・ひとみと一緒に、青いワゴン車であてのない旅に出る。
宮本武蔵 二刀流開眼
まえがみ太郎
大晦日の夜、行き倒れた旅人を救った老夫婦は、翌日の元旦の朝、赤子を山の麓で拾う。それは旅人の正体である“お正月さん”が心優しき夫婦に託した神の子だった。やがて子ども成長し“まえがみ太郎”と名づけられた。ある時村に粉塵を噴き上げるドードー山に分け入った太郎。そこには火の鳥がおり、自分が再び飛び立つために必要な“なにか”を、太郎に探してくれるように願う。松谷みよ子の児童文学の名作をスペシャル番組としてアニメ化。
のぞみ♡ウィッチィズ
陽西学園の新学期当日江川望と司葉遼太郎は、共に転校生として紹介される。望はニュージーランド帰りで、英語ペラペラ、成績優秀、しかもスポーツ万能。成績最低の遼太郎の目には、カンペキ少女の望がまるで魔女(ウィッチ)のように見えた。
赤毛
鬼才・岡本喜八監督が、先の「侍」と同様、大スターの三船敏郎とコンビを組み、激動の幕末を舞台に、革命騒ぎに踊らされるひとりの男の悲喜劇を痛切に描いた異色時代劇。
王政復古の号令の下、慶応4年、江戸へと向かう官軍の先駆けとして相楽総三を隊長とする赤報隊が結成され、進軍を開始。同隊は年貢半減をうたって沿道各地の民衆の熱い支持を得る。農夫から同隊の一員となった権三は、折しも自分の郷里の村が近づいたと知るや、故郷に錦を飾る絶好の機会と相楽に願い出て隊長の印である赤毛を拝借すると、村に単身乗り込み、村人たちを悪代官たちの圧政から解放していい気分を味わうのだが……。
かあさん長生きしてね
魔の刻
美しい母・涼子は、家を出た19歳の息子・深を追ってある港町へやってきた。2人は禁断の愛に落ち、相前後して東京の家を出たのだ。涼子はこの愛を断とうと思いながらも、激しく身を寄せてしまう。そんななか、彼女は奇妙な過去を持つ中年男と出会う。
赤ひげ
山本周五郎原作の『赤ひげ診療譚』を基に、巨匠・黒澤明監督が三船敏郎、加山雄三主演で映画化したヒューマニズム溢れる人情ドラマ。江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で和蘭陀医学を学んだ青年・保本登は、医師見習いとして小石川養生所に住み込むことになる。養生所の貧乏くささとひげを生やし無骨な所長・赤ひげに好感を持てない保本は養生所の禁を犯して破門されることさえ望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさを知り、また彼を頼る貧乏な人々の姿に次第に心を動かされていくのだった……。
黒い雨
福山市近郊の村に家族で暮らす重松静馬は、妻や姪とともに広島にいた。原爆投下は、何千人もの人々の命を無残に奪い、生き残った人々の過酷な生活を永遠に刻み込んだ悲劇だった。
カポネ大いに泣く
梶山季之の同名小説を、鈴木清順監督が萩原健一、田中裕子、沢田研二のオールスターキャストで映画化。時は昭和初期―男も女もみな自由奔放だった頃。熱々の仲の浪曲師順之助と芸者小染はひょんなことからアメリカへ渡る。世はまさに禁酒法下。2人はシスコの日本人ボス、ガン鉄を巻きこんで、密造酒をめぐり、夜の大統領アル・カポネと対峙するが……。
ビルマの竪琴
まんだら屋の良太
鉄眼
公園通りの猫たち
ねこは唄う!ネコは踊る!猫はしゃべる!
渋谷の街で懸命に生きている猫たちと、ミュージカルスターを目指す無名のダンサーたち。荻野目洋子の主演で、猫と人間の二つのドラマを生き生きと描いた作品。監督は「本場ぢょしこうマニュアル」「ドン松五郎の生活」などの中田新一。
東京渋谷。カルーは、ミュージカルスターを夢見る明るくて正義感の強い、そして猫好きの女の子だ。カルーと同じ夢を持つ仲間、リエとマユミもそれぞれバイトをしながら歌と踊りのレッスンに励んでいる。だがこの歩行者天国で踊っているのは人間だけではない。野良猫たちもまた名ダンサーだ。老演出家の関は公園通りでたくましく生きている猫たちをミュージカルにしようと提案。もちろん猫が大好きなカルーたちは大喜び。早速レッスンを始めるカルーたちと一緒に猫たちも歌い、踊る!だが公演初日を目前に、「キャット・バスターズ」という不気味な会社が出現。へんてこなダンゴが街に現れ、犬猫捕獲車が道路を横切るようになった・・・。
本陣殺人事件
山間の集落、広い敷地のある一柳家は江戸時代から続く旧家である。事件は長男の賢蔵と久保克子の婚礼の日、恙なく終わった式後の未明に起きた。離れに休んだ若夫婦の部屋から、克子の悲鳴があがったのだ。駈け付けた家族が見たものは、日本刀で斬りつけられた克子と側に倒れる血まみれの賢蔵の姿であった。やがて、この「本陣殺人事件」を担当した磯川警部により依頼を受けた私立探偵・金田一耕助がやって来る。複雑怪奇な人間模様に絡められたこの事件を、果たして金田一は解決することができるのか。
野菊の墓
明治末期、15歳の少年と17歳の少女の淡い恋と、周りの大人たちの中傷で悲しい結末をむかえるまでを描く。伊藤左千夫の同名の小説の映画化で、過去に「野菊の如き君なりき」の題で木下恵介、富本壮吉で二度映画化されており、今回が三度目。脚本は宮内婦貴子、監督はこれがデビュー作となる澤井信一郎、撮影は森田富士郎がそれぞれ担当。
Yawara!
新ハレンチ学園
背くらべ
女王蜂
「…彼女は女王蜂である。慕いよる男どもをかたっぱしから死にいたらしめる運命にある。…」 昭和26年、月琴島で育てられた大道寺智子は18歳になり、父・大道寺欣造の住む東京の屋敷に引き取られることになっていた。その欣造宛てに奇妙な手紙が届き、智子を呼び寄せてはいけないと警告していた。手紙は月琴島で19年前に起こった学生の事故死にも触れ、「あれは果たして過失であったか」と疑問を投げかける。不安を感じたらしい欣造は金田一耕助に調査を依頼。金田一は智子の後見人として月琴島に渡り、智子の東京行きに同行することになる。 一方、智子は、東京行きの直前のある日、椿の根元から開かずの間の鍵を見つけ出した。好奇心に駆られた彼女が、開かずの間の中で見たものは、血のついた月琴であった。 島を出て、伊豆のホテル松籟荘に着いた智子の前に、大道寺欣造、文彦らのほか、欣造の薦める3人の婿候補者(遊佐三郎、駒井泰次郎、三宅嘉文)と、謎の手紙で呼び出された多門連太郎が現れる。智子を巡る争いのうちに、惨劇の幕が開かれる。
夜叉ヶ池
越前の「夜叉ヶ池」には、竜神が棲んでいるという言い伝えがあった。そしてその竜神を鎮めるには、日に3度、鐘をつかなければならないという。しかし鐘つきの老人が死んだ時、その言い伝えを信じるものはいなかった。そしてついに、竜神が大洪水と共に甦る。
仇討
真田風雲録
大坂冬の陣、夏の陣に活躍した真田十勇士の物語を、加藤泰監督が奇想天外な楽しさと面白さを盛り込み描いた型破りの時代活劇!!宇宙から降ってきた隕石の放射能の影響を受け、不思議な能力を身につけた戦国浮浪児の佐助。彼は成長して猿飛佐助と名乗り、むささびのお霧らとともに、カッコいい大将・真田幸村の部下となって、八百長だらけの大坂冬の陣、夏の陣を暴れまわる!
密告
刑事物語2 りんごの詩
弘前中央署に、札幌署から堂垣内と佐藤の二人の刑事が訪ねて来た。彼らの依頼は、二年前札幌でおきた現金輸送車襲撃事件の証拠として残されたりんごの種の品種分析である。早速、片山刑事が二人をりんご試験場に案内したが、りんごの種から品種分析することは不可能であった。失意の二人を誘って入った喫茶店は、片山が今朝出会った少年たけしの母親・澄江の店であった。
九ちゃん刀を抜いて
温泉こんにゃく芸者
舞台は、北陸の片山津温泉。こんにゃく屋の徳助に育てられた養女・珠枝は、勤めていたコンドーム工場が倒産したことをきっかけに、カバンひとつで家を出た。退職金代わりに貰ったコンドームを売って、一時しのぎの金を作ろうと温泉街を訪れた珠枝。だが、そこで天職に出会う。男好きのする顔に目をつけた置屋の女将が、珠枝をインスタント芸者に仕立て上げたのだ。最初の客にミミズ千匹を指摘された彼女は、あれよあれよと話題の芸者に。関東一と関西一の芸者スカウトマンが争奪戦を繰り広げる中、珠枝の前に積まれた札束はナント五百万!珠枝はこれまで育ててくれた養父への恩を返すべく、五百万を賭けてセックス三番勝負に挑むことを決意する。先に二度燃え尽きたほうが負けのこの勝負、迎える相手は抜かずに六発撃てる通称・ヌカ六と呼ばれるゼツリン男!果たして勝負の行方は!?
任侠外伝 玄海灘
幸福
ベッドタイムアイズ
水のないプール
男は、駅の改札で切符切りの仕事をする地下鉄職員。仕事は単調で退屈な上に、家でも妻子を相手に代わり映えのしない毎日を過ごしている。ある日、息子が夏休みの課題の昆虫採集に使う注射と睡眠薬を見て、ふとある悪巧みを思いつく。やがて彼はある薬品を自ら大量に仕入れると、ひとり暮らしの若い女性の部屋に行き、相手を眠らせるという不埒な犯罪を繰り返していく。
股旅
百姓として生きることをよしとせず、ヤクザ渡世に憧れて故郷を飛び出した源太、信太、黙太郎の3人。彼らの望みは、渡世人として名を上げること。だが彼らは、親分との義理のために実の父を斬り、惚れた女を売り飛ばし、人の道から外れた旅を続けることに…。
素浪人罷り通る
野菊の墓
天平の甍
つる-鶴-
ある時、貧しい百姓・大寿は漁師に撃ち落とされた鶴を助ける。数日後の雪の夜、彼の家につるという美しい女性が訪ねてくる。ふたりは夫婦となり、つるは機を織るようになった。彼女は、機を織るところを絶対に覗いてはいけないと大寿に言うのだが…。
出張
古都
らしゃめん
"らしゃめん"とは、明治の文明開化の折、外国人の現地妻として提供された日本人女性のこと。彼女たちは、人々にさげすまれツブテをぶつけられるという、日陰に咲いたあだ花だった。没落士族の娘・神保雪も、そんな"らしゃめん"のひとり。世が世であれば武士の娘として何不自由のない生活を送れたはずのお雪だったが、明治維新という歴史の激動の中、金貸しの谷村伝兵ヱの借金のカタにアメリカ公使・ロングに売られたのだった。伝兵ヱに連れられ、横浜の居留地を訪れたお雪は、黒いランタンや羽毛の布団など、見たこともないインテリアに飾られた洋館に最初は戸惑いを見せるが、華やかな日々を過ごすうち、いつしかロングに身も心も開いていった。そしてお雪が彼を愛し始めた矢先、ロングに帰国命令が下される。これも洋妾の宿命と傷つくお雪は町の遊郭へと身を沈めていくが、そこでかつての許婚・片桐数馬と再会する。
海嶺
病院坂の首縊りの家
パスポートの写真を撮る為に写真館へ赴く金田一。そこから事件が始まる。写真館を訪れた金田一にその写真館の主人・本條徳兵衛(小沢栄太郎)は殺されそうになったので調査して欲しいと依頼する。金田一が写真を撮ったその日、女性(桜田淳子)が写真館を訪れる。その女性は「結婚写真を撮りたいのである場所に夜来て欲しい」と告げ、消えて行った。そのある場所とは他に正式な名前がありながらある時から「病院坂」と呼ばれる様になった場所にある誰もが空き家と考えていた家であった。
ルパン三世 念力珍作戦
盗んだ車でドライブを楽しんでいたルパン三世は、その途中で刑務所に護送中だった峰不二子に出会い、彼女を手に入れるため脱獄に協力するが、不二子はルパンを置き去りにして一人で逃げてしまう。警察に捕まったルパンは銭形警部からの取り調べを受けるが、「脱獄に協力したという証拠も証人もない」という理由で釈放される。その直後、ルパンは自分のことを探していた次元大介に出会い、自分の素性を知ることになる...。
天河伝説殺人事件
能をテーマにした取材の為、吉野の天河神社を訪れた紀行ライターの浅見光彦は、変死体で発見された能の宗家・水上流長老の殺人容疑で逮捕される。すぐに容疑が晴れ釈放された光彦はその後、水上流後継者をめぐる殺人事件に関わってゆく。
続人間革命
『人間革命』の続編。創価学会を設立した戸田城聖のその後を描く。一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする。
姿三四郎
ゴルフ夜明け前
夢
黒澤明監督自身が見た夢をベースに、時に美しく、時に残酷な8つの物語がオムニバス形式でつづられ、豊潤なイメージ世界が描かれる作品。きつねの嫁入りを見た少年の話「日照り雨」。花吹雪の中、人形たちが舞い踊る「桃畑」。戦争で生き残った男が体験する不可思議な物語「トンネル」。ゴッホが絵画の世界に入り込んだ「鴉(からす)」。原発の恐怖を描いた「赤富士」など、8つの物語が、時に美しく、時に残酷にオムニバス形式でつづられていく。黒澤監督の豊潤なイメージ世界を堪能できる作品。
美式天然
源氏物語
パンダ物語
最も美しい季節は成長した華華(ホアホア)を野生に帰す別れの時でもあった…… 日中国交正常化15周年・日中平和友好条約10周年記念作品。 主演は第4回ミス・マガジンのグランプリを受賞した八木さおり。共演にはオーディションで選ばれた中国の少年、方超。さらに米倉斉加年、星由里子、宇津井健ら演技派俳優が二人を支える。監督は「オキナワの少年」の新城卓。 中国四川省九寨溝自然保護区。東京動物園や中国・パンダ研究センターの職員らが、野生パンダの保護に努めていた。東京動物園の飼育係として働く佳代は、夢が叶いパンダ研究生として中国へ留学することになった。着いて早々、保護区に住む少年・龍龍が死にかけている親子パンダがいると伝えてきた。救出に向かった佳代だったが…
宇宙の法則
源義経
源平戦乱の時代、悲劇の武将・源義経の生涯を描く。有名な京の五条の橋での弁慶との対決や、屋島や壇ノ浦の合戦など名場面の連続と、主演の尾上菊之助の当時23歳という若さが評判になった。
木枯し紋次郎