井上肇に関連する作品一覧

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あの家に暮らす四人の女

ここは、東京杉並の古い洋館。刺繍作家の牧田佐知(中谷美紀)と気ままな母・鶴代(宮本信子)、佐知の友人で毒舌な谷山雪乃(永作博美)と雪乃の後輩でダメ男に甘い上野多恵美(吉岡里帆)の4人が暮らす。同じ敷地内に長年住み続ける謎の老人・山田一郎も交わり、笑いと珍事に事欠かない牧田家の日々。そこに多恵美の元カレでストーカー化している本条宗一の影が迫り…。さらには、佐知に恋の訪れか!?そして、洋館にある“開かずの間”を開けたことをきっかけに、平穏な日常がにわかに変化して…。家族のようで家族でない人々の、奇妙で不思議でかしましくも和やかな日々の物語。

戦国自衛隊1549

陸上自衛隊の人工磁場発生器の実験中に事故が発生、的場一佐率いる精鋭部隊が460年前の戦国時代にタイムスリップしてしまった。仲間を救いだし、歴史を修正するために的場の元部下で元自衛隊の鹿島と事故を引き起こしてしまった神崎はロメオ隊とともにタイムスリップを敢行する。

氷室想介の事件簿~超高層ビル密室殺人の謎~

「氷室想介クリニック」の氷室想介(小泉孝太郎)は、イケメンかつ頭の切れる優秀な精神分析医だが、どこかとぼけていて憎めない側面もある人物。そんな氷室にいつも事件の捜査協力を依頼しているのは、警視庁捜査一課警部補の田丸有希(美村里江)。氷室は精神分析を駆使して関係者の心理を読み解き、難事件を解決していく。

青い鳥

東ケ丘中学校2年1組では前学期、野口という男子生徒がいじめによる自殺未遂を起こしていた。野口は家がコンビニのため、“コンビニくん”とあだ名され、店の商品を級友たちに渡していた。遺書にはいじめをしていた3人の名前が記されていたが、公表されなかった。野口は転校し、コンビニは閉店した。そして担任の高橋は休職した。新学期初日。2年1組に、村内(阿部寛)という吃音の臨時教師がやってくる。村内は野口の机を教室に戻し、誰もいない席に声を掛ける。教師たちは事件を解決するため、生徒たちに反省文を書かせていた。それで野口のことを忘れようとしていた生徒たちは、村内の行動に動揺する。村内は毎朝、野口の机に声を掛け続けた。それは生徒だけでなく、ほかの教師や保護者にも波紋を広げていく。生徒の1人、園部真一(本郷奏多)は級友にけしかけられ、1度だけ野口にポテトチップを頼んだことがあった。園部はそのことで深く傷つき、遺書には自分の名前が書かれていたと思い込んでいた。村内が赴任して1ケ月が過ぎたある日、園部は村内に、自分の思いをぶつける。野口はいつもおどけていて、商品を頼まれると嬉しそうに必ず要求以上の品を持ってきたが、実は自分に助けを求めていたのではないか、と。村内は吃音を振り絞るように、人が生きていく上で負うべき責任について語り始める。そして、村内が学校を去る日がやってくる。

東京湾岸の埋立地で、海水で溺死した女性の遺体が発見される。刑事の吉岡が捜査にあたるが、不可解なことに、現場の土からは塩分が検出されなかった。やがて吉岡は、自分が事件の直前に被害者らしき「赤い服の女」と一緒にいたことを思い出す。同じ手口の殺人事件が続発する中、吉岡の前に「赤い服の女」の幽霊が現れ始める。彼女は「私は殺された」と繰り返し、吉岡を執拗に追い詰めていく。彼は現実と幻覚の狭間で、自らの過去に隠された恐ろしい記憶と対峙することになる。

桜色の風が咲く

教師の夫、三人の息子とともに関西の町で暮らす令子。末っ子の智は幼少時に視力を失いながらも、家族の愛に包まれて天真爛漫に育つ。やがて令子の心配をよそに東京の盲学校で高校生活を謳歌。だが18歳のときに聴力も失う・・・。暗闇と無音の宇宙空間に放り出されたような孤独にある息子に立ち上がるきっかけを与えたのは、令子が彼との日常から見出した、“指点字”という新たなコミュニケーションの“手段”だった。勇気をもって困難を乗り越えていく母子の行く手には、希望に満ちた未来が広がっていく・・・。

降霊〜KOUREI〜

仲むつまじく静かな生活を送る、効果音技師の克彦と純子。しかし一見平凡そうに見える純子は実は霊能者で、純子の力に興味を持つ大学院生、早坂の紹介で降霊術を時々行ったりしていた。そんなある日、逃走中に事故を起こして犯人が意識不明になるという少女誘拐事件が起こる。

象の背中

団鬼六 縄責め

銀行の支店長、小林雄三と結婚した圭子は冷え切った夫婦関係に憂鬱な日々を過ごしていた。雄三は残酷な言葉で圭子をいたぶりながら、夜毎、ブランデーを舐めながら、寝室では一方的な奉仕を強いていた。欲求不満が圭子の身体はくすぶり続ける。ある日、圭子は湘南にドライブに行き、野崎という青年に出逢う。数日後、圭子は野崎に電話をして、再び遇ったその日に、二人は砂浜で熱く燃え上がった。喜びも束の間、突然の電話が圭子の絶望の底に突き落とした。野崎との現場を写真に撮り、バラされたくなかったら、五百万円持って来いというのだった。
監督:関本郁夫、脚本:志村正浩、撮影:野田悌男。

サロガシー

Yukon

ニンゲン合格

14歳の時に交通事故に遭って以来、10年間もずっと昏睡状態に陥っていた豊は、ある日突然、病院で長い眠りから覚める。その後のリハビリ期間を経て退院した豊は、父親の友人と名乗る藤森という風変わりな中年男性とともに、今やすっかり変わり果てた豊の家で共同生活を始める。やがてそんな彼のもとに、今は宗教活動をしている父親の真一郎や、米国に行っていた妹の千鶴ら、彼の家族が次第に再集結し、新たな関係を築いていく。

それでもボクはやってない

フリーターの金子徹平は、朝の通勤通学ラッシュに大混雑する電車で就職面接に向かう際、女子中学生に痴漢と間違えられてしまう。無実の罪を被って示談で済ませるという妥協案を拒み、あくまで濡れ衣を晴らそうとした徹平は、逮捕され、更には起訴されることとなる。そして、徹平と彼の支援者達の長い戦いが始まる。

四日間の奇跡

将来を嘱望されたピアニストの如月は、暴漢に両親を殺された少女・千織を守ろうとして手に銃撃を受け、演奏家生命を絶たれてしまう。千織を親代わりとして引き取った如月だが、知的障害のある千織がピアノに類いまれな才能を持つことを発見する。如月は彼女にピアノを教え、2人は各地の施設を慰問する演奏旅行を始める。ある小さな島の療養センターを訪れた2人は、彼らを招いた職員の真理子と出会うが、そこで意外な事態が…。

トウキョウソナタ

井の頭線沿線の二階建て一軒家に暮らす佐々木一家は、それぞれに秘密を抱えていた。健康機器メーカーで働く佐々木竜平(香川照之)は、より安い賃金で働く中国人労働者のために、会社を解雇される。翌日以降も同じようにスーツ姿で家を出る彼は、ハローワークで職を探すが、良い条件の仕事はなかなか見つからない。そんな折、高校の同級生だった黒須(津田寛治)と偶然に公園で再会し、同じ失業者として意気投合するものの、黒須夫妻は中学生の一人娘を残して自殺する。そのことを知った竜平は、ショッピング・モールの清掃員の職に就く。それでも、会社を解雇されたことは今も家族に言い出せないままであった。

少年H

昭和初期の神戸。洋服仕立て職人の父・盛夫とキリスト教徒の母・敏子の間に生まれた肇は、胸にイニシャル「H」が入ったセーターを着ていることからエッチというあだ名が付いていた。好奇心旺盛で曲がったことが嫌いな肇だったが、オペラ音楽について指南してくれた近所の青年が特別高等警察に逮捕されるなど、第2次世界大戦の開戦を機にその生活は暗い影を帯びていく。やがて、彼は盛夫に対するスパイ容疑、学校で行われる軍事教練、妹の疎開といった出来事に直面する。

その花は夜に咲く

幕末高校生

1868年、幕末期の江戸。迫り来る新政府軍と幕府軍の戦闘を避けたいとする勝海舟は、新政府軍参謀・西郷隆盛に和平交渉の使者を送る。その返事が来ないことに気をもむ中、彼は幕府が捕らえた未来からやって来たと言い張る女教師・未香子と教え子・雅也の面倒を見ることに。一方の未香子は自分たちと一緒に江戸時代へとタイムスリップしたほかの教え子を捜して未来に帰ろうとするが、目の当たりにしている出来事が史実と違うことに大きな不安を抱く。

十三人の刺客

江戸時代末期。将軍・家慶の弟で明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)の暴君ぶりは目に余った。斉韶は近く、老中への就任も決まっている男。幕府の存亡に危機感を募らせる老中・土井利位は、かねてより良く知る御目付・島田新左衛門に斉韶暗殺の密命を下す。さっそく、甥の新六郎をはじめ十一人の腕に覚えある男たちを集めた新左衛門は、後に加わる山の民・木賀小弥太を含む総勢十三人の暗殺部隊を組織、入念な計画を練り上げていく。しかし、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛もまたその動きを抜け目なく察知し、大切な殿を守り抜くべく周到な準備を進めていた。

最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが

母の再婚を機に、血のつながらない兄・夕哉とひとつ屋根の下で暮らすことになった神前美月。ある日、美月の前に自分を幽霊だという謎の少女・日和が現れて、彼女に憑依された上に下半身に貞操帯をはめられる。日和を成仏させ、貞操帯を取り外すためには、彼女が憧れていたという夕哉と恋仲にならなければいけないと知った美月。嫌がる彼女だったが、夕哉を狙っている女性が登場したのをきっかけに、自分でも思いも寄らなかった気持ちの変化を感じ取っていく。

ローレライ

敗戦が間近に迫った日本。広島市に世界最初の原子爆弾が投下された。海軍軍令部の浅倉大佐は第2の原爆を阻止するため、閑職に追いやられていた絹見少佐を同盟国ドイツからの譲渡潜水艦「伊五〇七」(フランス海軍潜水艦シュルクーフ→ドイツ海軍潜水艦UF-4→伊五〇七)の艦長に任命、独断で作戦を決行した。 「伊五〇七」にはナチス・ドイツの開発した特殊音響兵装「ローレライ・システム」が搭載されていた。定員に満たない寄せ集めの乗員たちは日本最後の希望として出撃するが、その裏には浅倉の恐るべき野望があった。

ロストケア

葉真中顕原作ミステリーを、松山ケンイチと長澤まさみの共演で映画化した社会派エンターテインメント。誰からも慕われていた介護士でありながら42人を殺害した男と、そんな彼を裁こうとする女性検事の対決を描く。

おおかみこどもの雨と雪

物語は、娘の雪が、母である花の半生を語るかたちで綴られる。 東京のはずれにある国立大学に通う、女子大生の花は、大学の教室でとある男と出会い、恋に落ちる。その男は自分がニホンオオカミの末裔、「おおかみおとこ」であることを告白するが、花はそれを受け入れ2人の子供を産む。産まれた姉「雪」と弟「雨」は狼に変身できる「おおかみこども」であった。しかし雨の出産直後、男は亡くなってしまう。花は2人の「おおかみこども」の育児に追われるが、都会ではたびたび狼に変身してしまう雪と雨を育てるのは難しく、山奥の古民家に移住する。 人の目を気にすることなく山奥で姉弟は育っていく。蛇や猪をも恐れない活発で狼になるのが好きな雪に対し、弟の雨は内向的であったが、やがて雪は小学校に通うようになり、狼にならないように気をつけ、人間として生きていく。一方で雨は小学校に馴染めず、山に入っては狼となって、一匹の狐を「先生」と呼び彼から山で生きる術を学んでいく。

侍タイムスリッパー

時は幕末、京の夜。
会津藩士高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。
「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。
名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。
やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。
新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、
守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。
一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ
少しずつ元気を取り戻していく。
やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、
新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。

銀河鉄道の父

質屋を営む裕福な政次郎の長男に生まれた賢治は、跡取りとして大事に育てられるが、家業を「弱い者いじめ」だと断固として拒み、農業や人造宝石に夢中になって、父・政次郎と母・イチを振り回す。さらに、宗教に身を捧げると東京へ家出してしまう。 そんな中、賢治の一番の理解者である妹のトシが、当時は不治の病だった結核に倒れる。賢治はトシを励ますために、一心不乱に物語を書き続け読み聞かせる。

空飛ぶタイヤ

トラックの脱輪事故で主婦が亡くなり、整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、警察の執拗(しつよう)な追及を受ける。赤松はトラックの欠陥に気付き製造元のホープ自動車に再調査を要求するが、調査は進展せず自ら調査を開始。やがて大企業のリコール隠しを知った赤松は、会社や家族を守るため、そして自身の正義のため、巨大企業に立ち向かっていく。

三度目の殺人

小さな町工場の社長が殺され、死体が焼かれるという事件が発生。工場を解雇された元従業員で殺人の前科がある三隅が逮捕されて、自分がやったと犯行を自供。このままでは死刑がほぼ確実と見られていた。すっかりサジを投げた同僚に代わって三隅の弁護を担当することになったエリート弁護士の重盛は、判決をなんとか無期懲役に持ち込もうと懸命に奔走するが、三隅の供述が会うたびに変化して、とんだ迷宮にさまよい込むことになる。

パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜

車窓から並走する列車の殺人現場を目撃する…というドラマチックな幕開けが読者に鮮烈な印象を与えた、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作『パディントン発4時50分』。
 主人公は、アガサ・クリスティが生み出した人気キャラクター、“ミス・マープル”。
 原作では鋭い洞察力により難事件を解決に導く老婦人として描かれていますが、今回、日本版にアレンジするにあたって、“元敏腕刑事にして危機管理のプロ”という華麗な経歴を持つデキる女、天乃瞳子(あまの・とうこ)に大胆に生まれ変わります!  ある夕方、瞳子の義母が『特急オリオン』に乗っていたところ、並走していた『寝台特急朝霧』内で男が女性の首を絞めているのを目撃。すぐさま通報したものの、寝ぼけていたとして車掌も警察も取り合いません。
 そんな義母の汚名を返上するため真相究明に立ちあがった瞳子は、犯人が車内から死体を投棄したものと推理。死体が投げ込まれたのは、沿線に広がる豪邸の敷地内だと考え、“ある人物”をその屋敷に潜入させます。
 しかし、その豪邸には、一筋縄ではいかない曲者の社長一族が顔を揃えていました。はたして、“消えた死体”の行方は…!? そして、なんと屋敷内でさらなる殺人事件も発生! 複雑に絡み合う一連の事件の真相とは…!?  列車ミステリーの要素はもちろんのこと、豪邸に舞台を移して次々に起きる殺人事件を、頭脳明晰な“和製マープル”天乃瞳子は、どう解き明かしていくのでしょうか…!?

女教師狩り

関ヶ原

幼くして豊臣秀吉に才を認められた石田三成。やがて大名に取り立てられた三成は、自分の石高の半分を持って、猛将として名を馳せた牢人の左近を家来に請う。秀吉に忠誠を誓いながらも利害によって天下を治めることに疑問を抱き、正義で世の中を変えようとする三成の姿に興味を持った左近は二つ返事で配下に入る。一方、秀吉の体調がおもわしくない中、天下取りの野望を描く家康は秀吉恩顧の武将たちに言葉巧みに取り入っていく。

孤狼の血

昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始める中、加古村組関連の金融会社社員が失踪する。所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、この失踪事件を契機に尾谷組と加古村組の抗争が激化していく。<広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司、松坂桃李、江口洋介らの出演で映画化。「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督がメガホンをとった。>

時間の習俗

「松本清張スペシャル 時間の習俗」フジテレビ開局55周年特別番組として、フジテレビ系列で2014年4月10日(木曜日)の21:00 - 23:13 に放送された。 関門海峡に面した門司市の古社・和布刈神社において、旧暦元旦の未明に行われる神事に対する、写真撮影が殺到していた。他方、その前日深夜23時頃、神奈川県の相模湖近くの弁天島で、交通関係業界紙の編集人・土肥武夫の死体が発見された。土肥の投宿していた宿の女中は、女性が同行していたことを証言するが、その女性は行方不明になっていた。 有力な容疑者も挙がらず手がかりが掴めない中、三原警部補は土肥の交際人物のリストから、行動に作為の感じられるタクシー会社の専務・峰岡周一に着目する。だが、峰岡には完全なアリバイがあった。

エイリアンVSニンジャ

希望の国

東日本大震災から数年後の日本。長島県で酪農を営む小野泰彦は、妻・智恵子と息子夫婦と穏やかな日々を送っていた。そんなある日、長島県東方沖を震源とする巨大地震が発生し、長島第一原発が事故を起こす。原発から半径20km圏内が警戒区域に指定されると、ギリギリで圏外となった小野家に対し、隣家の鈴木家は強制退避を命じられる。人々は放射能に怯えながら、それぞれの道をたどっていく。

サクゴエ

万引き家族

都会の片隅の今にも壊れそうなボロ家でひっそりと暮らす、治と妻の信代、息子の祥太、治の老母・初枝、そして信代の妹・亜紀の奇妙な5人家族。彼らは、家族ぐるみで店で万引きを働いたり、初枝が定期的にもらう年金を頼りに、どうにか毎日を送っていた。ある冬の晩、近所の団地の外で震える幼い女の子ゆりを見るに見かねた治が、彼女を家に連れ帰り、家族に新しい仲間が加わる。そんな彼ら一家は、実はある秘密を抱えていた。

オー・ルーシー!

退屈で孤独な日々を過ごす節子は、風変わりな英会話講師に恋心を抱くが、彼は突然アメリカに帰国。自分の中で何かがはじけてしまった節子は、彼を追って旅に出る。

カルト

「オカルト」「テケテケ」の白石晃士監督が、3人の女性タレントが陥る恐怖を描いたホラー。人気タレントのあびる優、岩佐真悠子、入来茉里の3人は、霊にとり憑かれたというある母娘の除霊をする番組のレポーターを務めることに。しかし、母娘にとり憑いた霊は強力で、訪れた霊能力者たちは次々に倒れてしまう。最強の霊能力者と言われるNEOが除霊に挑むが……。あびる、岩佐、入来はそれぞれ本人役で出演。

ドッペルゲンガー

メディカル・サイテックの研究者である早崎道夫(役所広司)は、10年前に開発した血圧計が大ヒットし、次の開発に期待が寄せられている。そんな中、早崎は高野(佐藤仁美)と青木(戸田昌宏)の二人に助手と共に、人工人体の開発を続けている。だが、開発は上手くいかず、ストレスを感じる日々を過ごしていた。部長であり、友人でも村上(柄本明)からも、予算や進行状況についてうるさく聞かれていた。そんなある日、そっくりの外見を持つ分身が早崎の前に現れた・・・。

ソロモンの偽証 前篇・事件

クリスマスの朝、雪が降り積もった城東第三中学校の校庭で2年A組の生徒・柏木卓也の死体が発見される。警察も学校も飛び降り自殺と判断するが、後日、学校関係者のもとに、柏木の死は自殺ではなく、大出俊次をリーダーとするいじめグループによる殺人だったと訴える匿名の告発状が届く。やがてそれはマスコミにも伝わり、ワイドショーを連日賑わすことに。それでも学校側は穏便に事を収めようと後手を踏むばかりで、事態は悪化の一途を辿っていく。そんな中、事件の第一発見者で2年A組のクラス委員を務める藤野涼子は、大人たちには任せておけないと、自ら真実を暴くべく立ち上がる。そして、全校生徒に対し大出を被告人とする学校内裁判の開廷を提案する藤野だったが…。

ソロモンの偽証 後篇・裁判

前代未聞の中学生による校内裁判、遂に開廷。被告は、告発状によってクラスメイト殺害の嫌疑がかけられた問題児。校内裁判の提案者である藤野涼子は検事として、彼の有罪を立証しようとする。対する弁護人は、他校生ながら裁判に参加する神原和彦。さまざまな思惑が絡み合う中、真相を究明しようと彼らは必死に奔走する。そして、裁判は思いもよらぬ人物の【証言】で幕を閉じる。真相を知った彼らが、その先に見たものは―。

バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら

数多くの映画や民放各局の連ドラが制作されている撮影所、「バイプレウッド」。そこで田口トモロヲ(田口トモロヲ)、松重豊(松重豊)、光石研(光石研)、遠藤憲一(遠藤憲一)らは、有村架純(有村架純)主演のネット連ドラの撮影に参加する。しかし、有村が共演する犬の風の姿が見えなくなったことから現場は不穏な空気に包まれる。やがて、自主制作する映画のトラブルに悩む濱田岳(濱田岳)やバイプレウッド買収阻止を図る天海祐希(天海祐希)らが巻き起こす騒動も絡み、事態は思わぬ方向に向かう。

ユリイカ

「Helpless」の青山真治監督が、バスジャック事件で心に傷を負った人々の再生への旅を描いた人間ドラマ。2000年・第53回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞した。九州の地方都市でバスジャック事件が発生し、多くの乗客が殺害された。生き残ったのは運転手の沢井と、中学生の直樹と小学生の梢の兄妹だけで、3人は心に深い傷を負う。2年後、家族を置いて消息を絶っていた沢井が町に戻ってくる。時を同じくして周辺で連続殺人事件が発生し、沢井に疑いの目が向けられる。そんな中、兄妹が2人だけで暮らしていることを知った沢井は、彼らの自宅を訪ね一緒に暮らし始める。さらに兄妹の従兄・秋彦も加わり、4人は沢井の運転するバスで旅に出るが……。沢井を役所広司、直樹と梢を実際の兄妹である宮崎将と宮崎あおいが演じた。2022年3月に青山真治監督が他界したことを受け、同年5月に追悼上映としてデジタル・マスター完全版を劇場公開。

氷室想介の事件簿2~ベストセラー⼩説に隠された殺⼈事件の謎~

イケメンで頭が切れるも、どこかとぼけて憎めない精神分析医の氷室想介。そんな彼を刑事の田丸有希が事件の捜査協力依頼で訪れ、「だまし絵」という人気ミステリー小説を見せる。それは有希が2年前に担当するも、未解決のままとなっている事件がモデルで…。

Une part manquante

トドメの接吻

接吻 (キス) から始まる、死のタイムリープ。愛なんか求めようとするから人は不幸になる。「欲しいのは愛なんかじゃない、目に見えるモノ―カネと権力だ」愛が歪んだ“クズ”な主人公・堂島旺太郎。顔は良いが“カネの切れ目が縁の切れ目”で女を弄ぶナンバーワンホスト。過去のある事件をきっかけに、誰も愛さず、成り上がることだけを追う、孤高の男…。謎の“キス女”によって、何度も“死”と“時間”を繰り返す旺太郎。何故、俺は殺されるのか―? キス女の正体は―? “死のループ”の謎を追い、カネと権力を追い求め、ノンストップで物語が加速する“邪道ラブストーリー”が幕を開ける!

ドクターX ~外科医・大門未知子~

「私、失敗しないので」

目の前の患者を救うというポリシーのもと、圧倒的な腕で数多くの命を救いながら、金と欲にまみれた医療界にも鋭いメスを入れてきたフリーランスの天才外科医・大門未知子。群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器…成功率や生存率が低く、術式が確立されていない危険なオペにも、臆することなく挑戦する医師たち。彼らは敬意と皮肉を込めてこう呼ばれている ―― 命を天秤にかける悪魔の外科医。またの名を「ドクターX」。そんなドクターXの一人・米倉演じる大門未知子が、病院組織を舞台に数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療に一切の妥協を許さず突き進んだ前作。今作も、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に戦う型破りなヒロインの活躍が、閉塞感に包まれた日常に風穴を開ける!

TOKYO VICE

東京の大学を卒業したアメリカ人青年ジェイクは、故郷に戻ることを勧める両親に反し、難関な試験を突破して日本の大手新聞社に就職する。警察担当記者となったジェイクは特ダネを追いかけるうちに、ヤクザ絡みの事件を手練で解決する刑事、片桐と出会う。新聞記者として危険な闇社会へと入り込んでいくジェイクに片桐は忠告する。「この世界は、一度開いた扉は閉じるのが難しい」――。

真犯人フラグ

ある日、忽然と消えた妻と子供たち―――。明るい妻、可愛い子供たち。建て始めたマイホーム。昨日まで、平凡だが一点の曇りもない幸せな生活を送っていたはずだった。突然消えた家族の行方を必死で捜すが、手がかりすら見つからない。そして、主人公に集まった同情は、一夜にして方向転換される。【旦那が殺したんじゃないの?】真犯人フラグが立ったが最後、日本中から疑惑の目を向けられ、追い詰められていく主人公。愛する家族を無事取り戻すことはできるのか…!? 果たして、真実はどこにあるのか!? 半年間の壮絶な戦いが始まる―――!! 真実にたどり着くのは、主人公が先か、あなたが先か。

バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~

アンチヒーロー

有罪率99.9%と言われる日本の刑事裁判で、どれほど不利な証拠がそろっている犯罪者でも、依頼人のために無罪を勝ち取る"アンチ"な弁護士の活躍を描く。

長谷川博己主演!“アンチ”な弁護士は正義か悪か?新たなヒーローが常識を覆す、逆転パラドックスエンターテインメントが始動!長谷川が演じるのは犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士。ヒーローとは言い難い、限りなくダークで危険な人物だ。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、長谷川が演じるアンチヒーローを通して“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける。スピーディーな展開で次々に常識が覆されていく完全オリジナルストーリー!そのほか共演には、長谷川演じる主人公の事務所で働く同僚弁護士役に北村匠海と堀田真由、パラリーガル役に大島優子、東京地検の有能な検事役に木村佳乃、剛腕検事正役に野村萬斎ら豪華キャストが顔を揃える!

ガンニバル

美しい村には、ある噂がある―この村では人が喰われるらしい…。警察官の阿川大悟は真相を探る内に、穏やかな村で起こるすべてに疑心暗鬼になり、やがて狂気の淵へと追いやられていく。おかしいのは自分か、やつらなのか…“人間の本質”を暴く、全世界を震撼させる驚愕の結末とは。

約束~16年目の真実~

かつて連続殺人事件により全てを奪われた女性刑事が故郷に戻り、“過去の真相”に迫る時、再び“事件の歯車”が動き出す。

 物語は、連続殺人犯となった父の無実を信じて刑事となった主人公が、16年ぶりに故郷に戻ってきた途端、ある失踪事件が起きるところから始まる。主人公の桐生葵は、“青春時代を共にした、同級生たちの秘密”と、”16年間隠された、この町の謎”に迫っていく。

相棒

杉下右京(水谷豊)が係長を務める警視庁内の窓際部署「特命係」を舞台にした刑事ドラマ。 超人的な推理力・洞察力を持つ右京が相棒や、米沢守や、角田六郎等の協力者と協力しながら、難事件の捜査を展開し、謎を解き明かしていくミステリドラマを軸とする。併せて相棒や彼らを取り巻く刑事達との人間模様、警察組織との摩擦、社会的な問題、それらに複雑に絡み合う官僚・政治家の陰謀などが併せて展開されている。

モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~

本作は“東京”の街を舞台に、現代の色とりどりの愛を描く1話完結型全7話のオムニバスドラマ。6つの実写作品と1つのアニメーション作品で構成され、愛を共通のテーマに“さまざまな愛の形”と心の絆を映画界の第一線で活躍する監督たちが描きます。

引き抜き屋~ヘッドハンターの流儀~

「私をクビに?」――父親が社長を務めるアウトドア用品メーカー、フォーンの幹部として働いていた鹿子小穂(松下奈緒)は愕然とした。ものづくりへの信念を引き継いで仕事に励んでいたが、突然の解雇。背景には“あるヘッドハンター”を介して招聘された人物の策略が…。そんな中、小穂の前に「ヘッドハンター」を名乗る渡会花緒里(内田有紀)が現われ、くしくも彼女が働くヘッドハンティング会社・フォルテフロースで働くことに。そして、ボスの並木剛(小手伸也)に連れられて初仕事に行くと、そこには競合の剛腕ヘッドハンター戸ケ里政樹(渡部篤郎)が…。駆け引き、裏切り、だまし合いを繰り広げながら、小穂は一癖も二癖もある経営者らクライアントやキャンディデイト(ヘッドハンティングの候補者)と対峙し、「人の人生を預かる仕事」にやりがいを見いだしていくが…。その一方、フォーンの経営に暗雲が漂い始めていた。その裏にいるのは…。

家政夫のミタゾノ

松岡昌宏扮する女装家政夫・ミタゾノ――

それは依頼人の家庭の事情を覗き見してはぶち壊していく、家事スキルは完璧だけれど超絶迷惑な家政夫。

60 誤判対策室

おやじの背中

2014年7月13日から9月14日まで毎週日曜日21:00 - 21:54に、TBS系の「日曜劇場」枠で放送された日本のテレビドラマ。 岡田恵和、坂元裕二、倉本聰ら10名の脚本家が脚本を手掛ける一話完結形式のオムニバスドラマ。各話作家性を志したオリジナル作品。

ヒトリシズカ

2012年10月21日から11月25日までWOWOWの連続ドラマW枠(毎週日曜日22:00-23:00〈JST〉)で放送された。全6話。主演は夏帆。

誉田哲也原作としては『ストロベリーナイト』、『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』に続いての連続ドラマ化作品となる。舞台となる地域や登場人物の役職設定については、原作とは若干異なっている。

第39回放送文化基金賞テレビドラマ番組賞を受賞。

俺たちはあぶなくない

シャレオツな街にある警視庁麻布中央署に勤務する若手刑事・高野(鈴木伸之)と世中(佐野勇斗)。 刑事たるもの、市民のために24時間駆けずりまわり、愚直に戦うべきだ…その考え方はもう古い!彼らは汗をかかない、捜査をしない。そんな彼らが目指すのは──さぼること。出世を目指す高野と、転職を目指す世中は、いかに効率的にさぼって自分の時間を作るか、それこそが彼らの“正義”であり、今の時代に合ったクールでかっこいい生き方なのだ!だから彼らは、あぶない橋を渡らない。今日も捜査するフリをしてコスパ良くさぼりまくる!…しかし、そんな彼らの思いとは裏腹に、ひょんな事から毎回事件に関わってしまう。万が一、間違いがあったときに責任を取らされないよう、さぼってるのがバレたくない二人は、あの手この手で切り抜ける!!出世と転職、令和に現れた最高にクールなコンビの目標は叶うのか!?

きみは面倒な婚約者

ハイスペックエリート社員×社長令嬢

親が決めた【政略結婚】のはずが…

すれ違いまくりのオフィスラブに悶絶必至!

この春一番

《もどかしくてキュンとする》

“もどキュン”ラブストーリー

キャスター

阿部寛主演!テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント!

七つの会議