古舘寛治に関連する作品一覧

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甘いお酒でうがい

じろう(シソンヌ)が長年演じてきた代表的登場人物の一人である「川嶋佳子」。彼女が日記を書いたなら…と描かれた小説『甘いお酒でうがい』の映画化。
40代独身女性が何気ない日常を綴った1年5ヶ月の日々。恋、亡き母、人生…。彼女が書き留めるのは誰でも覚えのある人生の悲哀と日常にちりばめられている小さな喜び。
じろう(シソンヌ)の卓越なる感性と言葉の世界を、様々な世代の女性の生き様を描いてきた大九明子が演出。

子供はわかってあげない

田島列島の人気同名コミックを上白石萌歌主演、「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一のメガホンで実写映画化。ひょんなことがきっかけで意気投合した美波ともじくん。美波のもとに突然届いた「謎のお札」をきっかけに、2人は幼い頃に行方がわからなくなった美波の実の父を捜すことになった。女性のような見た目で、探偵をしているというもじくんの兄・明大の協力により、実の父・藁谷友充はあっさりと捜し当ててしまった。美波は今の家族には内緒で、友充に会いに行くが……。主人公・美波役を上白石、もじくん役を「町田くんの世界」の細田佳央太がそれぞれ演じ、豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治らが脇を固める。

種まく旅人 〜夢のつぎ木〜

9年前、片岡彩音は女優になるという夢を追い掛けて上京する。両親亡き後は兄の悠斗が桃農家を継いで桃の栽培を手掛けていたが、ある日、兄は病に倒れ、そのまま他界する。実家に戻り、兄の悲願だった新種の桃の栽培を始めた彩音の前に農林水産省の職員木村が現れる。

歓待

新鋭監督・深田晃司による第23回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門作品賞受賞作。下町のとある家族が、不穏なちん入者の出現によってそれまでの一見「平和」な日常をかき乱されていくさまを、風刺を盛り込みつつ予測不能の語り口でコミカルに綴る。主演は本作のプロデューサーも務める杉野希妃。そして山内健司、古舘寛治はじめ、監督も所属する平田オリザ主宰の劇団青年団の俳優陣が脇を固める。
 東京の下町で小さな印刷所を営む小林幹夫。若い妻と前妻の娘、出戻りの妹という少々込み入った家族ながらもそれなりに平穏な日々を送っていた。そんなある日、慇懃無礼な流れ者、加川花太郎が現われる。妻の不安をよそに、飄々とした加川のペースに巻き込まれ、住み込みの工員として受入れてしまう幹夫だったが…。

死霊波

夢売るふたり

東京の片隅で小料理屋を営む貫也と妻の里子。店は小さいながらも順風満帆だったが、火事で全てを失ってしまう。ある日、貫也が常連客と一夜を共にし、すぐに里子の知るところとなるが、里子は結婚詐欺で金をだまし取ることを考案する。結婚願望の強いOLなど寂しい女たちの心の隙につけ込んで、店を再開するための資金を稼ぐ二人。しかし、夫婦の関係に影が差し始める。

GFP BUNNY─タリウム少女のプログラム─

プリテンダーズ

Laki sa Tubig

逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!

ハケンアニメ!

連続アニメ『サウンドバック 奏の石』で夢の監督デビューが決定した斎藤瞳。だが、気合いが空回りして制作現場には早くも暗雲が…。瞳を大抜擢してくれたはずのプロデューサー・行城理は、ビジネス最優先で瞳にとって最大のストレスメーカー。「なんで分かってくれないの!」だけど日本中に最高のアニメを届けたい! そんなワケで目下大奮闘中。最大のライバルは『運命戦線リデルライト』。瞳も憧れる天才・王子千晴監督の復帰作だ。王子復活に懸けるのはその才能に惚れ抜いたプロデューサーの有科香屋子…しかし、彼女も王子の超ワガママ、気まぐれに振り回され「お前、ほんっとーに、ふざけんな!」と、大大悪戦苦闘中だった。瞳は一筋縄じゃいかないスタッフや声優たちも巻き込んで、熱い“想い”をぶつけ合いながら “ハケン=覇権” を争う戦いを繰り広げる!!その勝負の行方は!? アニメの仕事人たちを待つのは栄冠か? 果たして、瞳の想いは人々の胸に刺さるのか?

アナウンサーたちの戦争

国民にとって太平洋戦争はラジオの開戦ニュースで始まり玉音放送で終わった。奇しくも両方に関わったのが天才と呼ばれた和田信賢アナ(森田剛)と新進気鋭の館野守男アナ(高良健吾)だった。1941年12月8日早朝、和田は大本営からの突然の電話を受け開戦の第一報を震える手で書き取った。その原稿を後輩の館野が興奮気味に読み上げ、たちまち国民は熱狂した。以後、和田も館野も緒戦の勝利を力強くラジオで伝え続け、国民の戦意を高揚させた。同僚のアナウンサーたちは南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、ラジオを使って現地の日本化を進めた。和田の恩人・米良忠麿(安田顕)も“電波戦士”として前線のマニラ放送局に派遣される。一方、新人女性アナウンサーの実枝子(橋本愛)は、雄々しい放送を求める軍や情報局の圧力で活躍の場を奪われる。
やがて戦況が悪化するなか、大本営発表を疑問視し始めた和田と「国家の宣伝者」を自認する館野は伝え方をめぐって激しく衝突する。出陣学徒を勇ましく送り出す実況を任され、ただただ苦悩する和田を、妻となった実枝子が叱咤激励し目覚めさせる。そして館野もインパール作戦の最前線に派遣され戦争の現実を自ら知ることになる。戦争末期、マニラでは米軍の激しい攻撃のなかで、最後の放送を終えた米良に空襲が迫る。そして戦争終結に向け動きだした和田たちにも銃口が迫る。

マイ・バック・ページ

全共闘運動が最も激しかった1960年代後半、週刊誌編集部で働く記者・沢田は、理想に燃えながら日々活動家たちの取材を続けていた。ある日、梅山と名乗る男から接触を受けた沢田は、武装決起するという梅山の言葉を疑いながらも、不思議な親近感と同時代感を覚えてしまう。

ももさんと7人のパパゲーノ

主人公・ももさん(伊藤沙莉)は、「死にたい」という気持ちを誰にも言えず毎日を過ごす。ある夏、月曜日の朝が来る事が耐えきれず、会社を休み旅に出たももさん。旅の道中、死にたい気持ちを抱えながらも“死ぬ”以外の選択をしている人=「パパゲーノ」たちと出会い―。▽染谷将太、山崎紘菜、浅野和之…個性豊かな7人のパパゲーノたちとの出会いを通して、ももさんが見つけたものとは。「死ぬ」以外の道を探す、1週間の物語。

ただの夏の日の話

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ

修学旅行で乗っていたバスが事故に遭ってしまった男子高校生・大助。ふと目を覚ますと、炎が渦を巻く中で人々が苦しめられている光景が目に飛び込んでくる。地獄に落ちたと理解するも、同級生のひろ美に思いを告げずに死んでしまったことに混乱する大助。そんな彼の前に、地獄農業高校軽音楽部顧問にしてロックバンドの地獄図(ヘルズ)のリーダーである赤鬼のキラーKが現れる。彼の指導と特訓のもと、地獄から現世に戻ろうと悪戦苦闘する。

サル

妖怪の孫

「パンケーキを毒見する」の製作陣が、安倍晋三元総理の真実に迫る政治ドキュメンタリー。“昭和の妖怪”と呼ばれた母方の祖父・岸信介との関係を軸にその人物像に迫っていくとともに、歴代最長の在任期間を実現した権力基盤はいかにして築かれていったのか、そしてその権力を手に彼は何を為そうとし、その結果として日本がどのように変わったのかを、関係者の証言と国会や会見等のアーカイヴ映像から検証していく。

受難

修道院で育った、天涯孤独で純粋無垢な女性・フランチェス子。社会に出たばかりの彼女は、どうして男と女は恋に落ちるのか、なぜセックスするのかを深く考え悩んでは、もんもんとする毎日を送っていた。そんな折、彼女の性器に人面瘡ができてしまう。しかも、その人面瘡は事あるごとにフランチェス子を「おまえはダメな女だ!」と口汚くののしる意地の悪い性格。情け容赦ない言葉の数々に打ちのめされながらも、人面瘡に古賀さんという呼び名を付けて一緒に暮らしていくが…。

私の奴隷になりなさい

出版社に転職した若手サラリーマンの“僕”は女性関係に不自由しないが、同じ職場の先輩・香奈に魅了されていく。当初、“僕”は香奈に相手にされなかったが、彼の携帯電話に香奈から“今夜、セックスしましょう”というメールが届く。以後、彼女と時々だが関係を持つようになるが、ある日招かれた彼女の家で、香奈がある男性の性的奴隷になっていることを知ってしまう。香奈と男性はどんな関係か。“僕”は翻弄され続ける。

演劇2

闇金ウシジマくん

ギャンブルにハマった母親の借金を背負い、カウカウ・ファイナンスを営む丑嶋の容赦ない取り立てに追われる未來。出会いカフェで働くようになった彼女は、簡単に稼げるのならば体を売ってもいいと考えるように。一方、イケメンダンサーを集めたイベントを企画し、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げる純は、丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことを恨んで復讐を決意する。

マエストロ!

ヴァイオリニストでコンサートマスターの香坂(松坂桃李)のもとに、不況で解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。しかし練習場は廃工場、集まってきたのは再就職先も決まらない“負け組”楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね(miwa)だけだった。久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えず、不安が募る香坂。そこに謎の指揮者・天道(西田敏行)がやって来る。彼は再結成を企画した張本人だが経歴も素性も不明、下ネタを連発し、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。そんな自分勝手な進め方に楽団員たちは反発するが、次第に天道が導く音の深さに全員が引き込まれてしまう。やがて楽団員たちは、その破天荒な指揮に導かれ、それぞれが抱えていた心の傷と挫折から自信を取り戻していく。だが香坂だけは天道の隠された過去を知り、さらに反発を強めていくのだった。そして迎えた復活コンサート当日。意気揚々と演奏に臨むオーケストラのメンバーたちは、天道が仕掛けた本当の秘密を知ることになる……。

おだやかな日常

シャニダールの花

南極料理人

西村は南極の昭和基地からも遠く離れた陸の孤島、南極ドームふじ基地に料理人として派遣される。妻と娘を置いての単身赴任生活で、彼は8人の男性南極越冬隊員たちの胃袋を満たすという大役を任される。基地では雪氷学者をはじめ、雪氷サポート隊員らが彼の料理を心待ちにしており……。

キツツキと雨

人里離れた山間の村。木こりの岸克彦(役所広司)は、早朝から仲間と山林に入り、木々を伐採して生計を立てていた。妻に先立たれ、今は息子の浩一(高良健吾)と2人暮らし。定職に就かずにふらふらしている浩一に、克彦は憤りを覚えていた。妻の三回忌はもうすぐ。ある朝、田舎道を行く克彦は、車が溝にはまって立ち往生している2人を発見する。ゾンビ映画の撮影にやってきた映画監督の田辺幸一(小栗旬)と鳥居(古舘寛治)だった。なりゆきから、2人を撮影現場まで案内することになった克彦は、そのままゾンビのメイクでエキストラ出演する羽目になる。木こり仲間たちから出演をネタにされ、まんざらでもない克彦。撮影途中の映像を見るラッシュ試写に呼ばれた彼は、小さく映る自分のゾンビ姿に思わず苦笑いする。傍らでは幸一が、自分の腕を噛みながら、苦々しい表情でスクリーンを見つめていた。現場では、大勢のスタッフやキャストから質問攻めにあい、頭が混乱して昏倒してしまう幸一。そこへたまたまやってきた克彦は、弁当を食べながら幸一に年齢を尋ねる。彼が25歳だと聞いた克彦は、生い茂る松の木を指さし、“あそこに松が生えてるだろ。あの木が一人前になるのに、ざっと100年はかかるよ。”と告げる。またある日、露天風呂から上がり、克彦と一緒にそばをすすっていた幸一は、父親が買ってきたビデオカメラをきっかけに、映画を撮り始めるようになったことを語る。しかし、実家の旅館を継がなかったことで、父親は後悔しているだろうと。克彦は“後悔なんかしてねえよ。自分の買ってきたカメラが息子の人生を変えたんだ。嬉しくてしょうがねえだろうよ。”と幸一を諭すのだった。やがて克彦は積極的に撮影を手伝うようになり、撮影隊と村人たちとの間に、少しずつ一体感が生まれてゆく。やがて、撮影はいよいよ佳境を迎える……。

このすばらしきせかい

ヘヴンズ ストーリー

Drawing Days

ハヴァ、ナイスデー

ペットにドはまりして、会社辞めました

携帯ショップで契約社員として働く里美(松本穂香)が、ある日突然会社を退社する。あっけにとられる元恋人の同僚や社員たち。退社の理由は、失恋後にペットショップで出会って一目ぼれし、新たに飼い始めた柴犬の子犬・クウちゃん。クウちゃんにのめり込んで四六時中一緒に生活するうち、クウちゃんは里美が少しでも離れると鳴き続けるようになる。クウちゃんを置いて仕事に行くことも出来ず、預金もどんどん減って追い詰められる里美。だが、クウちゃんを自立させようと助けを求めた動物病院で診断されたのは、里美のクウちゃんへの依存だった。重たいと言われて恋人にフラれたことを思い出した里美は、クウちゃんと適切な距離を取るべく努力を始める――。

クヒオ大佐

1990年代初頭、クヒオは、自分はアメリカ軍特殊部隊のパイロットで、エリザベス女王とも血縁関係にあたるなどと吹聴し、次々と女性たちをだましていた。だが、実際彼は純粋な日本人で、華麗な経歴もすべて自ら作り出したものだった。弁当店を営むしのぶ(松雪泰子)も彼の立派な軍服姿にころりとだまされ、懸命にクヒオに尽くすが……。<吉田和正原作の「結婚詐欺師 クヒオ大佐」を映画化した、型破りな人間ドラマ。日本人でありながら西洋人のような容ぼうを生かし、自分はアメリカ空軍のパイロットなどと偽って女性たちから約1億円を巻き上げた実在の結婚詐欺師の真の姿に迫る。どこか憎めない詐欺師役に『南極料理人』の堺雅人。彼に無償の愛をささげる女性を『余命』の松雪泰子らが熱演する。付け鼻をして、何とも不思議な主人公に成り切った堺と3人の女性たちの物語に夢中になる。>

セイコグラム ~転生したら戦時中の女学生だった件~

現代を生きる俳優がスマホを片手に太平洋戦争の時代に転生。インスタグラムを通じて戦時中の“日常”を伝えるシリーズ。
今回は3年前に亡くなった芥川賞作家の田辺聖子さんの日記などを「セイコグラム」と題しドラマ化。

8年越しの花嫁 奇跡の実話

結婚を約束し幸せの絶頂にいた20代のカップル・尚志と麻衣。しかし結婚式の3カ月前、麻衣が原因不明の病に倒れ昏睡状態に陥ってしまう。尚志はそれから毎朝、出勤前に病院に通って麻衣の回復を祈り続ける。数年後、麻衣は少しずつ意識を取り戻すが、記憶障害により尚志に関する記憶を失っていた。2人の思い出の場所に連れて行っても麻衣は尚志を思い出せず、尚志は自分の存在が麻衣の負担になっているのではと考え別れを決意する。

ジョーカーゲーム

赤沢千夏は高校3年生。県立の進学校に通う。今日から3年生全員での“合宿”が行われる。合宿初日、担任からクラス全員で“ババヌキ”をすることが発表される。日本児童のIQ低下を憂えた政府が施行した「義務教育延長法」の中、「人間力」を高める為に導入されたゲームをテストするための合宿だった。負ければ死を意味するババヌキ。突然降りかかった不条理な運命に翻弄される少年少女たち。 彼らは、生まれて初めて生きることに向かい合い、何を選択していくのか。

パンケーキを毒見する

第99代内閣総理大臣・菅義偉。彼の素顔や言動について、政治家や元官僚、また各界の専門家を招きインタビューを行う。また、インタビューのほかに菅義偉が残した証言や受け答えを徹底的に検証し、菅政権の実態に迫る。

ほとりの朔子

浪人生の朔子は叔母の海希江の提案で、旅に出た伯母の家で2週間過ごすことに。彼女は海希江の幼なじみの兎吉やその娘の辰子、福島から避難してきたおいの孝史らと出会う。のどかな場所で、朔子は仕事に集中する叔母をよそに短い夏休みを満喫していた。

セーラー服と機関銃 -卒業-

組員が4人しかいない目高組の組長となり、機関銃を抱えて伯父を殺害した相手に殴り込みをかけたという過去を持つ高校3年生の星泉。目高組を解散した彼女は、シャッター商店街の一角でメダカカフェを営む店長として元組員の従業員と共に忙しい毎日を送っていた。そんな中、泉の友人が偽モデル詐欺の被害に遭ったことを知る。

淵に立つ

郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡家は、夫・利雄、妻・章江、10歳の娘・蛍の三人家族。平穏な毎日を送るごく平凡な家族の前にある日、利雄の旧い知人で、最近まで服役していた八坂草太郎が現れる。利雄は章江に断りなくその場で八坂を雇い入れ、自宅の空き部屋を提供する。章江は突然の出来事に戸惑うが、礼儀正しく、蛍のオルガンの練習にも喜んで付き合う八坂に好意を抱くようになる。だが、ある時、八坂は一家に残酷な爪痕を残して姿を消す。

逃走

下衆の愛

映画監督テツオは実家で暮らしながら、映画祭での受賞経験という過去の栄光にすがって生きている。彼は大した仕事もせずに女優を自宅に連れ込んでは、快楽にふけるだらしない日々を送っていた。ある日、才気あふれる新人女優のミナミと出会う。それを機に創作意欲が湧き出したテツオは、プロデューサー貴田やパッとしない女優の響子、ハメ撮りで稼ぐ助監督マモルらと共に新作制作に動き出す。

ほつれる

綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた木村の死を受け入れることができないまま、変わらない日常を過ごす綿子。揺れ動く心を抱え、木村との思い出の地をたどる...。

バルーンリレー

結婚

端正な容姿に気の利いた会話、ミステリアスな瞳と寂しげな横顔で女性の心を奪う結婚詐欺師の古海。彼は元々被害者のひとりだったるり子を相棒に女性たちから金を巻き上げ、妻の初音と結婚生活を送る。ある日、古海は出会って一月もたたない家具店に勤める麻美にプロポーズし、2人で暮らすマンションの敷金として彼女が100万円を振り込んだ直後に姿を消す。古海はるり子が連れて来る女性たちを次々に騙し続ける。

友罪

ジャーナリスト志望の夢に破れ、寮のある町工場の見習い工として、人生の再出発を期すことになった益田。そこで彼は、鈴木という青年と出会う。自分のことは一切語らず、他人との交流を拒んでいた鈴木だったが、益田はいつしか彼と友情を育むようになる。一方、鈴木は、ある日、元カレの達也につきまとわれる若い女性・美代子を見掛けて、彼女の身代わりに男に散々殴られたのがきっかけとなり、美代子と次第に親しくなる。

教誨師

プロテスタントの牧師である佐伯は、教誨師として月に2回、拘置所を訪れ、死刑囚たちと面会しては彼らの話に耳を傾けていた。彼が向き合うのは、気のいいヤクザの組長である吉田、おしゃべり好きな中年女性の野口、大量殺人を犯した自己中心的な若者の高宮など、各自、性格も出自もまるで異なる個性的な6人の死刑囚たち。彼らと対話を重ねるうち、佐伯自身も心の奥底に封印していた自らの後ろめたい過去と向き合うことになる。

童貞放浪記

流れ星が消えないうちに

恋人だった加地径一郎が海外で事故死し、さらに自分の知らない女性と一緒だったのを知り、心に傷を負った大学生・本山奈緒子。新しい恋人・川嶋巧と前を向こうとする彼女だったが、どこかで径一郎のことが忘れられずにいることを自覚していた。そんな状況で、転勤で母と妹と共に大分へ越していった父・諒が実家で一人暮らしをする奈緒子の前に現れる。とある事情で家出をしてきたという父を迎えるが、彼を追い掛けて妹・絵里もやって来る。

勝手にふるえてろ

24歳のOLヨシカは10年前から、地方にある地元中学で出会った同級生イチに好意を抱いているが告白できず、今も彼を忘れられない。そんなヨシカは自分が経理の仕事をしている現在の会社で営業の仕事をしている同期のニから告白されてまんざらでもないが、むしろイチが今何をしているかが気掛かりに。そこでSNSを通じ、中学の同級生のうち上京したメンバーを集めて同窓会を開き、そこでイチと再会することに成功する。

海よりもまだ深く

「海街diary」「そして父になる」の是枝裕和監督が、「歩いても 歩いても」「奇跡」に続いて阿部寛と3度目のタッグを組み、大人になりきれない男と年老いた母を中心に、夢見ていた未来とは違う現在を生きる家族の姿をつづった人間ドラマ。15年前に文学賞を一度受賞したものの、その後は売れず、作家として成功する夢を追い続けている中年男性・良多。現在は生活費のため探偵事務所で働いているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳していた。別れた妻・響子への未練を引きずっている良多は、彼女を「張り込み」して新しい恋人がいることを知りショックを受ける。ある日、団地で一人暮らしをしている母・淑子の家に集まった良多と響子と11歳の息子・真悟は、台風で帰れなくなり、ひと晩を共に過ごすことになる。主人公の母親役を樹木希林が好演し、共演にも真木よう子、小林聡美、リリー・フランキーら豪華な顔ぶれがそろう。

箱入り息子の恋

天雫健太郎は市役所に勤務する35歳の男性。生真面目で内気な性格が災いし、これまで女性との恋愛経験が無くいまだに実家で両親と暮らしている。父母も息子の将来を気遣い親同士が子どもに代わって相手と対面する 「代理見合い」に出席する。そこで今井夫妻と健太郎の両親と知り合う。見合いの場で初めて菜穂子の父は娘奈穂子の目が不自由だと話すが出世もしない男に娘の世話はできないと反対されるのだが...

ミツコ感覚

東京郊外に暮らすOLのエミは会社の上司・松原と不倫関係に陥っていた。エミの妹ミツコは写真学校に通っているが就職口が見つからず、街のスナックで働き始めた。そんなある日、怪しげな男・三浦が現れミツコにつきまとうようになる。ミツコは三浦を恐れるが、エミは三浦の嘘を信じて受け入れてしまい…。

終着の場所

遠く離れた場所から互いを想っていたはずの二人は、ある冬の日、
待ち合わせの場所に向かうため列車に乗り込んだ。
その旅の途中、不意に彼女から告白めいたメールが届き、それきり連絡が途絶えてしまう。
「私、あなたに話したいことがある」そのメールに込められた意味とは…。
会うことのない登場人物たちのモノローグで綴られる、男女の心の奥底を問う、痛く儚い愛の物語。

東京人間喜劇

宮本から君へ

文具メーカーの営業マン宮本浩は、営業スマイルひとつできない不器用な人間だが、正義感は人一倍強かった。会社の先輩だった神保の仕事仲間・中野靖子と恋に落ちた宮本が彼女の自宅に招かれた日、靖子の元彼・裕二が姿を現す。宮本と寝たと話す靖子に激怒した裕二に、宮本は「この女は俺が守る」と宣言する。

演劇1

The Deadline

静かな雨

たとえ記憶が消えてしまっても、ふたりの世界は少しずつ重なりゆく 大学の研究室で働く、足を引き摺る行助は、“たいやき屋”を営むこよみと出会う。 だがほどなく、こよみは事故に遭い、新しい記憶を短時間しか留めておけなくなってしまう。 こよみが明日になったら忘れてしまう今日という一日、また一日を、彼女と共に生きようと決意する行助。 絶望と背中合わせの希望に彩られたふたりの日々が始まった・・・

たまらん坂

ホーンテッドテンプル 顔のない男の記録

罪の声

大日新聞記者の阿久津英士は、既に時効となっているあの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。 一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。 「俺の声だ―」 それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった。

君が世界のはじまり

大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。
この町の高校2年生のえん(松本穂香)は、彼氏をころころ変える親友の琴子と退屈な日々を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラ君に一目惚れしたことで、二人は徐々にすれ違うようになっていく。同じ高校に通うジュンは、母が家を出ていったことを無視し続ける父親に何も言えぬまま、放課後ショッピングモールで時間をつぶす。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾と会い、求めるものもわからぬまま体を交わすようになる。偶然ナリヒラ君の秘密を知るえん。急接近した二人を見て見ぬふりをする琴子。琴子に思いを寄せる、サッカー部キャプテンの岡田。思いの捌け口を見つけられないジュン。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。変わらない町―。そんなある朝、父親殺しの犯人が逮捕され……。
郊外の気怠い空気とそれぞれの感情が混じり合い、物語は疾走していく。

渇き。

元刑事の藤島昭和(役所広司)のもとに、ある日別れた妻から、娘の加奈子(小松菜奈)の行方がわからなくなったと連絡が入る。家族を失った原因について顧みずに、理想の家族像を手に入れようと思い描き、なりふり構わず娘の行方を追う藤島。娘の交友関係を洗ううちに、成績優秀で学校の人気者だったはずの加奈子のとんでもない側面が露わになっていく……。

太陽

21世紀初頭。ウイルスによる人口激減から辛くも生き残った人類は、心身ともに進化しながらも太陽の光に弱くなり夜しか生きられなくなった新人類「ノクス」と、ノクスに管理されながら貧しく生きる旧人類「キュリオ」という2つの階層に分かれて生活していた。ある日、村でノクスの駐在員をキュリオの男が惨殺する事件が起こった。この事件により、ノクスから経済制裁を受け、キュリオはますます貧しくなっていく。<読売演劇大賞ほか多くの演劇賞を受賞している劇作家・演出家の前川知大率いる劇団「イキウメ」の同名舞台を、入江悠監督、神木隆之介と門脇麦の主演により映画化。>

アネット

トイレのピエタ

余命3か月を宣告された宏は、出会ったばかりの女子高生・真衣にすぐに死のうかと言われるものの、死ぬことはできなかった。美術大学を卒業後、窓を拭くアルバイトをしながら何となく生きてきた宏だったが、死を目前にしながら純粋な真衣に惹かれていく。

レイブンズ

北海道の高校を卒業後、深瀬は父の写真館を継ぐことを拒み上京。美しく力に満ちていた洋子と出会い、2人は革新的な作品を作り出していく。家族愛に憧れていた深瀬は洋子の夢を支援するため懸命に働くが、ついに洋子を裏切り彼女の夢もうちくじいてしまう。

スロウトレイン

“家族の在り方”を描く 新時代のホームドラマ!

宮本から君へ

大学を卒業して都内の文具メーカー・マルキタの営業マンになった宮本浩(池松壮亮)は、未熟で営業スマイルひとつできず、自分が社会で生きていく意味を思い悩んでいた。そんな宮本は通勤途中、代々木駅のホームで一目ぼれしたトヨサン自動車の受付嬢・甲田美沙子(華村あすか)に声をかけるタイミングを伺っていた。何度かチャンスはありながらもなかなか声をかけられずにいる宮本。同期の田島薫(柄本時生)にヤイヤイ言われながらも決死の思いで声をかけるが・・・。そこから始まる甲田との恋模様、仕事での数々の人間模様の中で、宮本は自分の生き方を必死に見つけていく。さらに物語は徐々に、社会の厳しさにもまれながら先輩の神保和夫(松山ケンイチ)や友人の中野靖子(蒼井優)らに助けられながら宮本がひとりの営業マンとして成長する様子を描くヒューマンストーリーとしても展開。新米サラリーマンのほろ苦く厳しい日常を描いた青春グラフィティー!

ハルカの光

東日本大震災から1年後に震災以来初めての漁から戻ってくる父の船が放つ漁火に救われた娘。上京した女性が名作照明 を扱う専門店で“ある”光に惹かれて店番として働くようになる。

今ここにある危機とぼくの好感度について

主人公は大学の広報マン。次々に巻き起こる不祥事に振り回され、その場しのぎで逃げ切ろうとして追い込まれていく。その姿をブラックな笑いとともに描きながら、現代社会が抱える矛盾と、そこに生きる人々の悲哀に迫る。渡辺あやによるオリジナル脚本作品。

さまよう刃

長峰(竹野内)が、罪の意識にさいなまれながらも報復に突き進む姿を描く。長峰の正体に気付きながらも家族を思う彼に心を揺さぶられ、手を貸してしまう女性・和佳子を石田ゆり子が演じる。

たべるダケ

時効警察

『時効が成立した事件を“趣味で”捜査する総武署時効管理課の警察官・霧山(オダギリ ジョー)の活躍を描く、新しいコメディーミステリー。“時効成立した事件を趣味で捜査”という斬新な発想を軸に、“霧山VS逃げ切った犯人”というミステリー要素と、そこかしこに散りばめられた笑いのエッセンスが共存するドラマ。脚本・ 監督には三木聡、岩松了、園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチら、映画界・演劇界の奇才たち。映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍するオダギリが、彼らとの豪華コラボレーションを実現する。何となく見ているうちに、何となくやみつきになってしまうドラマなのだ!』

ママゴト

植物男子 ベランダー

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

ブログにつづったエッセーがインターネットで拡散され話題となった作家・岸田奈美さん。自身の「家族」を描いた作品は、たくさんの人を笑わせ、そして感動させています。ベンチャー企業家だった父は急逝し、母は突然車いすユーザーに。弟はダウン症、祖母はものわすれの症状が・・・。岸田さんは、そんな家族をめぐる、「楽しい」や「悲しい」など一言では説明ができない情報過多な日々の出来事を、笑えて泣けて考えさせられて、心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセーに。インターネットで発信すると瞬く間に注目を集め、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』のタイトルで書籍にもなりました。

ドラマでは、岸田さんが紡いだ笑えて泣けるエッセーに、ご家族や関係者への取材によるエピソードや、独自の視点での脚色を加え、全10話で放送予定です。

主人公「岸本七実」役は、映画界で数々の賞に輝く河合優実さん。本作が、連続ドラマ初主演となります。主人公を見守る両親として、母役に坂井真紀さん、父役に錦戸亮さん。ダウン症の弟役には、オーディションを経て新人の吉田葵さんを起用。そして祖母役は美保純さんという、個性的な家族がそろいました。

演出は、国内外で高い評価を得る映画監督の大九明子さん。個性的な主人公をコミカルに描きながらも見る人の共感を呼ぶ作風で、岸田奈美さんのエッセンスをどう映像化するのか。どうぞご期待ください。

当たり前の「家族」像が問い直されている令和のいま、困難が次々訪れるからこそ「家族」というものに真剣に向き合い続けた、ある一家の物語。単純な「家族」賛歌にすることなく、けれど見たあとに「家族」について考えたくなる、そんなドラマです。

逃げるは恥だが役に立つ ムズキュン!特別編

新垣結衣主演!夫が雇用主で妻が従業員という契約結婚をする2人の間に生まれるのは信頼関係か、恋愛感情か!?圧倒的新感覚の社会派ラブコメディ!原作は海野つなみの同名漫画。新垣が演じるのは、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、ただいま求職中の森山みくり。そんな彼女が見つけた就職先は、まさかの「サラリーマンの妻」という仕事だった。みくりの契約夫・津崎平匡役に星野源、津崎の会社後輩・風見涼太役には大谷亮平、みくりと津崎の関係を詮索する沼田頼綱役には古田新太、みくりの伯母には石田ゆり子と豪華キャストが顔をそろえている。

逃げるは恥だが役に立つ

「結婚とは?」=「恋愛+家事」である?

夫=雇用主、妻=従業員という不思議な関係!

結婚という「仕事」… あなたは アリですか?

新垣結衣が、契約結婚という訳アリ新妻に挑戦!

新感覚の社会派ラブコメディが、ついに連続ドラマ化 !!

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ

言わずと知れた“ショートショートの神様”星新一。生涯にわたり発表された1001編を超える作品は、教科書にも掲載され、いまなお読みつがれています。世代を超えて愛されるその魅力は、“宇宙”“ロボット”“悪魔”など不思議でワクワクするSFやファンタジーの要素。また人間や社会に対する「おかしみ」や「皮肉」をまじえた目線。そしてなにより、短くも、あっと驚かされる魅力的な物語です。そんな星新一の珠玉の作品を、令和のいま、実写ドラマとして描きます。

ちょこっと京都に住んでみた。

「観光地に一切行かない京都案内」と「住んでいる人しか知らない京都」をコンセプトに、東京でデザイナーを目指し挫折した女性が京都の町家に住む大叔父のもとで過ごす5日間を通じて次第に心がほぐれていくさまを、ドキュメンタリー×ドラマの手法で描く。

突然ですが、明日結婚します

大手銀行に勤務する高梨あすかの夢は専業主婦になることだが、結婚も目前と思われた彼氏から突然別れを告げられ失意のどん底に。そんなあすかをなぐさめたのが、以前結婚式場で出会い、偶然にも再会したイケメンアナウンサーの名波竜だった。名波の優しさに惹かれるあすかだが、実はこの男、結婚は死んでも嫌だという男だった。結婚に対する価値観はお互いに譲れないし認められないが、二人はどんどん惹かれ合っていく。想いが募りとうとう付き合うことになるが、二人の今後はどうなるのか。結婚をするのかしないのか、それとも別れることになってしまうのか。

リーガル・ハイ

堺雅人主演で贈る弁護士ドラマ。裁判に勝つためなら依頼人、原告、被告など裁判に関わるすべての人を翻弄することを厭わない古美門。彼は法廷というステージで、人々が忘れかけていた闘う気持ちを思い出させていく。

やすらぎの刻〜道

2017年、日本列島を感動で包み込んだ、『やすらぎ』ワールドが帰って来る――!巨匠・倉本聰氏が1年間かけて描くのは、日本の原風景をテーマに綴る、無名の夫婦の一代記『道』。そして、『やすらぎの郷』のその後の人間模様…。2つの世界が織り成す、贅沢で壮大な物語が、ついに開幕する…!

滅相も無い

舞台は、巨大な“穴”が現れた日本。

入るか悩む8人の男女は、お互いの人生を語り合う――

アシガール

脚力だけがとりえの女子高生が、戦国時代にタイムスリップ。愛する若君を守るため、足軽となって戦場を駆ける。

妖怪人間ベム

それはいつ生まれたのか、誰も知らない。暗く、音のない世界で、一つの細胞が分れて増えていき、3つの生き物が生まれた。彼らはもちろん人間ではない。また動物でもない。だが、あの醜い体には正義の血が流れているのだ。「はやく人間になりたい!」その生き物は、人間になれなかった妖怪人間である!妖怪人間べム・ベラ・ベロは、姿かたちこそ醜いが平和を愛する正義のヒーロー。心は人間だけれども、「妖怪」でもない、「人間」でもない「妖怪人間」。妖怪人間であるために人間から恐れられ、嫌われ、はては刑事から追われるべム・ベラ・ベロ。しかし、刑事との友情が芽生え―。ベム・ベラ・ベロは今までになかった人間とのふれあいの中で「人間になりたい!」という切なる思いはますます募るばかり。そして、人間のために「悪」と戦い続けていればいつかは人間になれると信じて―。3人の「妖怪人間」と「人間」が贈る、怖くて可笑しくて、ちょっと切ない物語。「はやく人間になりたい!」切なる思いを抱えて、妖怪人間ベム、ベラ、ベロが40年の時を越え、よみがえる!

玉川区役所 OF THE DEAD

ハロー張りネズミ

原作は"島耕作シリーズ"でおなじみ、弘兼憲史の同名マンガ。全話の脚本と演出は大根仁が担当。大根がゴールデン・プライム帯ドラマの脚本・演出を務めるのは、今作が初!探偵ドラマというジャンルながら、人情、殺人ミステリー、超常現象、国際犯罪、歴史ミステリーまで、まさに"ジャンルレス"な展開を見せていく。主人公の七瀬五郎を演じるのは、TBS連ドラ初主演の瑛太。ミステリアスなヒロインに深田恭子、五郎の相棒に森田剛、探偵事務所の所長に山口智子がふんする。豪華出演陣と大根監督の強力タッグによる、まったく新しい変幻自在な探偵ドラマが誕生!

舞妓さんちのまかないさん

舞妓(まいこ)になるため、ともに京都にやって来た2人の少女。一つ屋根の下、互いの存在を心の支えにして新たな生活を始めたふたりは、やがて別々の夢を追いかけるようになり...。

いだてん〜東京オリムピック噺〜

日本が初めて夏季オリンピックに参加した1912年(明治45年)のストックホルムオリンピックから、幻となった東京オリンピック(1940年の予定が、戦争で返上)開催を決めた1936年(昭和11年)のベルリンオリンピックを挟んで、1964年(昭和39年)の東京オリンピック開催までの52年間の知られざる歴史を章立てに分け、日本人初のオリンピック選手となった「日本のマラソンの父」金栗四三と、東京オリンピック招致に尽力した田畑政治(日本水泳連盟元会長)の2人の主人公をリレーする形式で描く。主人公が作中で変わる「リレー形式」となるのは『葵 徳川三代』以来19年ぶり。なお、金栗と田畑は実際に面会したことがあり、取材の過程で発見された記念写真は番組エンディングの「いだてん紀行」や番組関連で開催されているイベント等で公開されている。

物語は五代目古今亭志ん生が語る架空の落語『オリムピック噺』の語りにのせて進行するという形式で、随所に志ん生自身の人生も挿入され、その視点で見た明治から昭和にかけての東京の変遷も描かれる。

1928年(昭和3年)出生の古橋廣之進、1933年(昭和8年)出生の河西昌枝など、昭和生まれの実在の人物が登場する初のNHK大河ドラマでもある。作品にもスタッフ(国旗考証)として参加している吹浦忠正など、放送時点で本人が存命の人物や、実在する会社の名前が複数登場する。

放送期間中の5月1日に平成から令和へ改元されたため、平成最後のNHK大河ドラマとなった。

レンタルなんもしない人

ドラマ史上初!? “なんもしない”主人公が、出会う人の心を温めるーそんな不思議で新しいヒューマンドラマが誕生します!

「なんもしない人(ぼく)を貸し出します。」「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます。」

“何かすること”が求められ続ける現代において、そう堂々と宣言しながら誕生した、不思議なサービスがあります。2018年6月、Twitterに突如現れた「レンタルなんもしない人」。初日こそ反応のなかったこのサービスは瞬く間に拡散され、フォロワーは1年半でなんと25万人!テレビやラジオ、そして漫画や書籍も出版され、今では「レンタルなんもしない人」として、世間に認知されるようになりました。

「マラソンのゴール地点で待っていて欲しい」「離婚届けの提出に同行してほしい」「出社が怖いのでついてきてほしい」-。何もしないにも関わらず、今もなお依頼が殺到しているこのサービス。頑張り過ぎたくない、ガツガツしたくないー、ほどよく生きたいと思っているにも関わらず、職場や家庭などでは常にナンバーワンになること、オンリーワンになることが求められる現代。SNS上では必要以上の「つながり」が求められ、便利なはずのツールも、いまや「SNS疲れ」と揶揄されるほど。恋愛や友人関係、仕事に家庭など、いつも何かに追われている現代人が欲していたのは、「なんもしない」「ただそばにいてくれる」“レンタルなんもしない人”だったのです。そんな「レンタルなんもしない人」の“なんもしない”お仕事ぶりを初のドラマ化!

“なんかする”があふれた今の時代に ”なんもしない”が生み出すものとは?

コタキ兄弟と四苦八苦

古舘寛治と滝藤賢一が生きるのが下手な兄弟を演じる、人間賛歌コメディー。真面目過ぎて生きづらい兄・一路(古舘)と、ちゃらんぽらんな弟・二路(滝藤)が、ひょんなことから“レンタルおやじ”を始める。2人が依頼人からのさまざまな無茶ぶりに四苦八苦しながらも、生き抜く姿を描く。脚本を手掛けるのは野木亜紀子。

さよならのつづき

事故で最愛の人を失った後、導かれるようにひとりの男性と出会ったさえ子。実はその男性は、さえ子の亡くなった恋人から提供された心臓に命を救われ、その記憶も引き継いでいて...。

痕跡や